たくさんのご意見が集まり前スレその2も1000を超えてきました!
その3を作りましたので続きはこちらで宜しくお願い致します。
過去のスレも確認してみて下さいね。
【過去スレ】
その1 http://www.e-kodate.com/bbs/thread/14220/
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/28704/
その2 http://www.e-kodate.com/bbs/thread/28487/
[スレ作成日時]2010-07-09 11:55:54
2X4 or 軸組 今だったらどちらがおすすめ?その3
180:
匿名さん
[2010-07-15 10:05:49]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
やっぱり、貴方面白い!
ここまで業者に踊らされている人も、なかなか居ないんじゃないでしょうか?
> ツーバイも面材がなくとも自立するだけなら出来そうですよという事を言いたかったのです。
> 普通に考えて木材の量が1.5倍なら1.5倍の加重に耐えれると考えられると思うのですが・・・?
ツーバイ業者の宣伝文句を信じてるのですね。
実際に、ツーバイの木材の数は多くても、木材量はそんなに多くありません。
壁を考えると、木軸の典型的な3尺の壁には、90cm間隔で120x120、その間に120x30の間柱が入ります。
ツーバイの壁は、基本は38x89のスタッドが3本です。木材量を比べると木軸の方が約倍使ってます。
床を考えると、ツーバイは2x10を450ピッチですよね。
木軸の梁は、最も低い成のところでも120x240が900おきに入っています。これだけを比べても木材量は同じです。
更に、殆どの梁の成は240を超えているし、梁に垂直に900ピッチで120x120の小梁が入っています。
木材量を真面目に換算すると、ちゃんと作っている木軸なら、木軸の方が多くなる場合が殆どです。
ああいった誇張した表現のほとんどは、最も悪いスペックの木軸と比べて表現されることが殆どなので、
そういった表現をする業者ほど信用しない方が良いですよ。
それから、初歩の物理の問題です。
38*89の断面積のスタッド2本の上から荷重がかかった場合と、
76*89の断面積の柱1本の上から荷重がかかった場合では、木材の変形量はどちらがどれだけ大きいでしょう。
ただし、どちらの木材も材質は同じで、充分長さも同じだとする。
答えは89mmの方向に曲がる変形量は同じだけど、38mmの方向に曲がる変形量は38*89が2本の方が4倍大きいです。
ツーバイではスタッドを何本か束ねて使っているところがありますが、
これも木材だけの耐力で考えると、柱を使うのに比べて非常に低いです。
もし、木軸と同じ木材量のスタッドを使ったとしても、ツーバイのスタッドが自重に耐えて曲がらないように、
スタッド同士を繋ぐ金具や、スタッドと面材を繋ぐ釘に相当量の力がかかります。
どの方向からかかった力にでも変形量が少ないように、木軸では正方形の断面の柱を使っているのです。