施工会社:株式会社長谷工コーポレーション
管理会社:積和不動産株式会社
所在地:東京都品川区東品川4丁目24番1(地番)
交通:東京臨海高速鉄道りんかい線「品川シーサイド」駅徒歩3分、
京急本線「青物横丁」駅徒歩6分
売主:積水ハウス株式会社
総戸数:687戸
【物件情報の一部を追加しました 2016.10.28 管理担当】
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[スレ作成日時]2016-08-26 16:57:31
積水ハウスのグランドメゾン品川シーサイドの杜ってどうですか?
21139:
匿名さん
[2019-09-10 19:33:35]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
左の図はこのマンションの配置、右が一般的なマンションの配置です。大きな違いは南側に道路が有るか無いかで、建てられる建物の位置が変わってきます。赤い矢印は「道路斜線制限」という道路が暗くならないようにするための規制です。矢印が長いほど高い建物が建てられます。通常、道路が狭い場合には、その道路が接する面には高い建物が建てられません。そこで、建物を引っ込めることで、計算上は道路として認めてもらい、高い建物を建てられるようにするのです。
南側に道路が有る場合には、右図のように、建物を引っ込めて矢印を長くして高い建物をたてる必要があります。しかし、このマンションの場合、南側に道路がないため、道路斜線制限の規制はかからず、隣地斜線制限という緩い規制しかかからないため、南側ギリギリに建物を建てられるのです。
これは、購入者からすれば迷惑な設計です。日照や眺望に大きなマイナスの影響があります。デベロッパーからすれば、南側ギリギリまで建物を建てることができ、土地を有効に活用できるわけです。だだし、それは南棟の環境を犠牲にしたものです。
南側に道路がない土地は、一般的にはマンションに向かないのです。南側に道路がない土地にマンションを建てる場合には、南棟の環境を保持するため、道路が有った場合と同じように建物を引っ込めるような設計にします。ところが、このマンションは、それをしなかったわけです。というより、できなかったと言った方が正解です。
そこにもいくつかの理由があります。一つ目は、グランドメゾンというブランドから、緑化面積を大きくすることを優先し、建ぺい率を重視せざるを得なかったこと。二つ目は、土地の形状にあった建物配置にすると既存の間取り等で設計できず建築コストがかなり上昇すること。三つ目は、品川シーサイドの物件として、分譲価格を上げることができず、建築コストを分譲価格に転嫁できないと考えたこと。です。つまり、もう少し高所得者層が購入する地域に建つマンションであれば、このような設計には絶対にならなかったということです。