ブランズシティ久が原についての情報を希望しています。
物件を検討中の方やご近所の方など、色々と意見を交換したいと思っています。
よろしくお願いします。
所在地:東京都大田区鵜の木一丁目192番3他(地番)
交通:東急池上線 「久が原」駅 徒歩4分
東急多摩川線 「鵜の木」駅 徒歩5分
間取:2LDK~4LDK
面積:56.40平米~94.83平米
売主:東急不動産
販売代理:東急リバブル
施工会社:大豊建設株式会社
管理会社:株式会社東急コミュニティー
資産価値・相場や将来性、建設会社や管理会社のことについても教えてください。
(子育て・教育・住環境や、自然環境・地盤・周辺地域の医療や治安の話題も歓迎です。)
[スレ作成日時]2015-09-10 20:18:31
ブランズシティ久が原ってどうですか?
2721:
匿名さん
[2017-07-24 03:53:59]
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池上線の前身は池上電気鉄道。元々は目黒〜池上〜大森ルートで計画された鉄道会社でした。まだ東急が無い時代です。当時の大森はとても栄えていたため用地買収が進まず、取り敢えず支線として池上〜蒲田を開業させました。
ところが当時の東京は開発ラッシュ。全く別の会社が目黒〜蒲田を開発して開業してしまいました。これが目黒蒲田電鉄。のちに東横線を開業させ、様々な鉄道会社を買収していく東急の前身です。そう。東急は目黒〜蒲田から始まりました。
我らが池上電気鉄道は目黒〜蒲田を取られてしまい、大森への計画も進まず、仕方無くルートを五反田〜池上〜蒲田に変更。現在の久が原などの駅が完成しました。当時の池上電気鉄道五反田駅は現在のJR五反田駅とは少し離れた場所にありました。
当初計画していた大森には海岸があり、高台の山王は別荘地。京急の前身の京浜電気鉄道にも大森駅への支線があり、とても栄えていました。それに対し蒲田は何も無い未開の土地。会社として苦しい経営が続きます。
この後の時代、大森周辺の町が集まり大森区となり、多摩川までの蒲田区と共に東京市に編入。
その後大森区は蒲田区を吸収して2つの漢字を取り大田区となります。ブランズ久が原のある鵜の木は、旧大森区です。
苦しい経営が続いていた池上電気鉄道は、一発逆転を狙い、鉄道院山手線所属、現在のJR五反田駅を飛び越えて、白金方向への計画を企てます。
現在、池上線の五反田駅が凄く高い場所にあるのはこの為です。しかし残念ながら頓挫。
破天荒な鉄道会社が次に計画したのは、遥か彼方、国分寺への延伸。現在の雪が谷大塚から奥沢付近までは完成させました。
しかしこっちも、二子玉川方向を開発していた目黒蒲田電鉄のテリトリーを侵すこととなり、頓挫。
ますます経営が苦しくなった池上電気鉄道は、ライバル目黒蒲田電鉄に買収されてしまいました。
目黒蒲田電鉄は東急と名前を変え、久が原駅は東急池上線の駅となります。
その後も東急は開発をし続け、大井町線、東横線と開業させ、後には創業の目黒〜蒲田路線を目黒線と多摩川線に分離。目黒線は地下鉄との相互乗り入れを実現させ、多摩川線は現在、蒲蒲線計画と共に羽田空港乗り入れを画策しています。
大井町線に急行を導入したり東横線を地下鉄に乗り入れるなど様々な開発をし続ける中、かつての敵、池上線は100年近く放ったらかし状態。
池上線がローカルなマイナーイメージの路線なのは、東急に飼い殺し状態だからなんだと思いますよ。しかしこの路線、東京都内で完結する貴重な隠れ高所得者路線。東急が放っておくはずがありません。今後必ず開発が進むでしょうね。
現にかつての池上電気鉄道の中心駅、池上駅の駅ビル建設が発表されてました。