消費増税で家計がきつくなったらコメを食べよう！！

[匿名]

自分も毎日お米を食べています。




食料品の値上げに対抗するならコメを食べよう！
文 荻原博子
2015年4月2日

　４月から、また食料品などが値上がりし、「どうすればいいでしょう？」とよく聞かれます。そんな時には、「朝食を、パンからごはんにかえたらどうですか」と、提案しています。

　なぜなら、今回値上がりしているバターもヨーグルトも牛乳もケチャップもコーヒーも、朝食でよく食べるものばかり。しかも、４月から政府卸売価格が３％上がったので、そのうちパンなども値上がりする可能性があります。

　ところで、みなさんは、ごはん１杯は何円か知っていますか？

　お米の値段はピンキリですが、ネットで見ると１０キロ３０００円前後が多い。ごはん１合は約１５０グラムで茶わん２杯分くらいなので、１杯は２０円から２５円。

　いっぽうパンは、６枚切り２枚で５０円前後。バターやジャムをつけると、６０円くらいになります。

　実は、食料品が値上がりしている中で、米価だけは下がっています。

　農林水産省の「米の相対取引価格」の全国平均を見ると、農家から出荷する米の価格は、平成２６年１月には税込み玄米６０キロで全国平均が１万４５３４円でしたが、１２月は１万２１４２円まで下がり、今年１月には１万２０７８円になっています。米６０キロといえば、成人男性が１年間に食べる米の量ですから、米がいかに割安かわかります。

　和食といえば、焼き魚、煮魚ですが、原油価格の下落で漁に出かけるための燃料費も下がっているので、魚の値段は上がっていません。

　朝なら、魚はなくても卵かけごはんでもいい。卵の価格も安定していて、１個２０円前後。

　朝食だけでなく、子どものおやつも、スナック菓子の代わりにおにぎりにすれば、腹持ちもよく安上がり。

　しかも、和食はヘルシーなので、一石二鳥かも。