サブプライム余波の全世界的な金融不況の真っ只中、日本の不動産市況低迷はもはや
疑う余地がありません。金融庁の施策が行き過ぎ、貸渋り、貸剥しが建設不動産業界
のみならず中小企業を襲う今、デベロッパー倒産、分譲価格の崩壊が起こっています。
健全な市場形成、健全な需給関係を望む一人として、業者(プロ)も客(エンド)も
是々非々で議論をいただければと思います。
前スレ(その30)
http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/44025/
[スレ作成日時]2008-11-10 01:02:00
23区内の新築マンション価格はいつ下げ止まる?(その31)
884:
匿名さん
[2008-12-14 01:21:00]
|
||
by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
不動産相場は大体景気の1〜2年程度遅れて動いてきたことが、
特にこれを崩すような要因は今は無いと思うし、今年の株価と特に中古マンションの値段なんかはその通り動いてる。
強いて言えば投資ファンドという新しいプレーヤーが参入したことから遅行幅が短縮されるくらいかな。
とすると大体景気底打ちの1年後くらいが不動産底打ちと見るのが妥当だろう。
実需で買う人は底を狙う必要も無いから景気の底打ちあたりから本格的に買いを検討すべきか。
恐らく大体の人がそう考えるだろうから、結局のところ誰かが上で言ってたけど
マンション需給というミクロを想定するには、景気動向というマクロ抜きには考えられない。
そうすると①景気の底打ち時期、②それまでの不動産(ここで言えばマンション)の下げ幅がどうかってことになる。
景気に関しては企業の設備投資抑制どころかリストラなど資産圧縮の第一陣が出てきた以上、
金融危機が収まったところですぐに底打ちする状況では無いんじゃないかな。
よほど危機感を感じてるところは今はじめてるけど、
期末決算が集中する来年5〜6月あたりには踏み切る企業がもっとでてくると思う。
リストラや工場閉鎖なんかは時間がかかるし、その他業績悪化などの減損処理は
相当な楽観シナリオでも再来年の3月期決算が最短になるかな。
そんなに機動的に動ける企業は少ないだろうし、大手→関連会社や下請けって波及するだろうから
そのタイムスパンを考えれば2011年3月期に一旦業績底打ちって感じじゃないだろうか。
って思ってるからそれまで様子見で良いんじゃないって状況だから
②については今まであまり深く考えてないので正直分からない。
ただ急激な円高とデフレを考えると下げ幅は尋常じゃない気がする。
インフレを懸念してたのに僅か2,3ヶ月でデフレ圧力なんて状況は相当深刻。
下げ相場に転じた以上プチバブル分は調整されるとして、
2004〜2005の底形成の背景にあった金余り状態が無くなった以上、
当時の水準を仮に1割程度割り込んだら、3年後の全体的な水準として3〜4割前後下がる。
かは分からないが、そうならない理由もまた見当たらないというのが個人的な認識。
まぁ、特にマンションを急いで買いたいわけでもなくそこまで真剣に考えてないので
突っ込みどころ多いかもしれないが自分はこんな感じ。