現在建築中の我が家なのですが、柱の背割りが、一階には全てはいっているのですが、二階には通し柱を除いては全て入っていません。
一階は県産桧の3.5寸、二階は県産杉の3.5寸ですが、樹種の違いで背割りするしないってあるのでしょうか?
明確な理由があるならいいのですが、工務店に聞いても、分からないとのことで不安になっています。
詳しいかたの意見をお願いします。
[スレ作成日時]2013-05-08 03:26:04
柱の背割りについて
22:
匿名さん
[2013-05-29 22:43:46]
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乾燥時の割れよりも、釘の効き方にあります。
各種の論文でも公表されているように、
背割りのあるなしで柱の強度(ヤング率)はあまり変わりません。
ただ背割りが無い芯持材は、乾燥収縮率が繊維方向と動径方向で違うので、
乾燥が進むと、常に表面にはストレスがかかり続けます。
そこに釘が打たれると、釘が打たれたところから割れやすくなります。
釘を打ったところが割れると、当然釘は効かなくなります。
最近の家は構造用面材を使うことが多いので、
柱への釘の効き方は耐震性への影響が出てしまいます。
全ての耐震性を筋交いで担っているわけでなく、
構造用面材を使う場合は背割りは入れておいたほうがいいと思います。