短期プライムレート(短期貸付の最優遇金利)+1%が、個人向け住宅ローン(変動)の基準金利となると言われています。3月に短期プライムレートの最瀕値は+0.25上がって1.875になってますが、多くの都市銀行の変動金利は2.625のままですね。2.875じゃないです。東京都民銀行は正直ですが、都銀のなかには、きんしょう契約のときになって、次回金利見直しのとき+0.25上乗せという朝三暮四を言い出す場合があるようです。当初2.625で計算されてて次回から2.875以上になるんで、元金の減りが鈍くなるし、そんなんだったら最初から2.625じゃなくて2.875って店頭表示しろ!って言いたいですよね。こういった事例ご存知ですか? それから、短期プライムレート(短期貸付の最優遇金利)+1%が変動金利ってどこの銀行もそうなんですか?
[スレ作成日時]2007-05-11 01:27:00
変動金利、次回金利見直しのとき+0.25上乗せという朝三暮四
13:
金利マニア
[2007-08-27 13:45:00]
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それは本当です。意外と知らない方が多い様ですね。
ローン支払いの最終回で (これまでの金利上昇により)
ローン残高が残っている場合は、支払い期間延長か一括払いの
どちらかを選択する事になります。
ただし、純粋に変動のみでローンを組まれた方は、
金利見直しのたびごとにその上昇率が、
ダイレクトに支払いに反映されてくるので、
「残高がたくさんあった事に最後の回まで気付かない」
などというバカな事はありえないでしょう。
ですから金利上昇の途中段階で、なんらかの対策を討てるでしょうね。
でもほんとうに恐いのが「固定期間選択制」ですよ。
「固定」という名の「変動」ですからね。
たとえば金利が大きく上昇したとしても、
「金利見直しの時点では当初の1.25倍しか上がらない」
...という仕組みになっていますので、あたかも我が家が
金利上昇のあおりを受けていないかの様に感じてしまいます。
しかし1.25倍までしか上がらないと安心していても、
本当の金利との差額が消滅するわけではないんですよ。
実際の差額はしっかりと計算・累積され、ローンの最終回で
一括返済か、支払い期間延長のどちらかを選ぶ事になります。
そんなローンの落とし穴、ちょっと恐いですよね。
このような仕組みは意外と一般に知られていない様なので
(銀行は自分に有利な事しか言いませんからね)、
銀行の窓口の方も理解していない場合がありますので、
各銀行のローン相談の専門部署にきちんと確認した方がいいですよ。