現在新築を検討中の者です。
サイディングについて調べていたら「樹脂サイディング」という物を確認しました。
通常の各種サイディングに比べ、コーキング不要、長期間耐久と利点が大きいようですが、実際に使った感じはどうなんでしょうか?。
[スレ作成日時]2008-09-21 11:41:00
樹脂サイディングってどうなんでしょうか?
585:
販売関係者さん
[2011-11-12 18:45:46]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
>>サイディングがとろけて無くなっちゃっても、構造体が着火しなければいいんでしょうか
そういう事です。というか、それしかないです。
外壁の主要な効果というのは防火性能ではありません。防火は建物の構造自体の問題です。
外壁で防火するよ、耐火だよ、というのは外壁にとってはオプション性能です。
だってそれってつまり『もらい火』を想定している訳ですから。
例えば、
木のサイディングは木ですから燃えますよね。でも下地が防火してくれます。
樹脂サイディングは溶けて変形してグチャグチャになりますね。でも下地が防火してくれます。
コンクリ打ちっぱなしは燃えませんね。でも焦げ跡はつきますね。燃えなかったらその後は
外壁全面焦げ跡のままでよいでしょうか?修理しますよね。
タイルも燃えませんね。でも焦げ跡そのままで住みつづけますか?キレイに直したいですよね。
窯業系は焦げ&反り返っちゃいますね。でもそのまま住みつづけますかね。私なら直したいと思います。
でも、これらってすべて状況的に『もらい火』なんですよね。
つまり自宅が外側から火事になったとしたらどんな外壁でも外壁の修理にお金がかかるのです。
ま、普通は中から火が出るので・・・火元は室内と想定するのが論じる上で一般的でしょう。
そこから内壁、天井を伝って最終的に外壁、屋根へ延焼するので、外壁に防火耐火を求めるのは基本的には
ナンセンスです。まったく意味がありません。個人的には無意味と断じてもかまわないと思います。
例外として、樹脂サイディングを使わないほうがよいのは、都市部の狭小地で隣家との距離が取れない立地条件とかですかね。準防火地域でも、隣家との距離がギリギリの場合、使用は避けたほうが無難です。
隣家の火に煽られてフニャフニャになっちゃったら損しますからね。
樹脂サイディングは溶けるからダメだと言いたいのか、火事に遭った際に燃えるからダメだと言いたいのか、に
見受けられるのですが、火事の際に外壁が溶けちゃってダメな理由は特にないです。
もらい火が簡単に室内に延焼するような構造の建物なら外壁で防ぐ必要はありますが、
そんな家ならそもそも住みたくないですよね。