30代後半の 子供なしの共働き夫妻です。この先何十年も家賃を払い続ける位なら 家を買おうか?と年齢的なリミットもあり、思いつきに近い感覚で建売住宅を検討中です。貯蓄がほとんどないので支払い額は今の賃貸マンションの家賃より2万くらいのアップです。財産になるなら、もし子供ができても それなりにやって行けるんじゃない?と友人達は言います。『家賃と同じ支払いなら 一戸建ての方が』って そんな感覚で購入しても いいものでしょうか?何でも結構ですので アドバイスなどお願いします。
[スレ作成日時]2008-02-08 13:54:00
「家賃を払い続ける位なら」そんな感覚で購入してもいいでしょうか
531:
サラリーマンさん
[2008-06-05 00:35:00]
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物件を購入し、不動産価格の変動に応じてこの二つの選択肢を切り替える
ことが合理的なケースがあると考えられること(もちろん売買手数料など、切り替え
オプション行使・確保のためのコストも考慮煮れる必要がありますけど)。
もちろん、不動産価格が、いま、高いか安いか、将来どうなるかの予測はとても
難しく、正確に予測することはできないのである程度のところで「判断」が必要に
なりますので、個々人で指針を作り判断を行う必要はあります
(「明らかに安くなった」と判断したときにのみ購入する。或いは、「明らにバブル
でなければ購入する」等々、性格も含めて個々人で色々な判断指針があると思います。)
価格が高いときに買えば当然値下がりのリスクが高いですよね。
他方、価格が高いときは当然賃料も高いですが、仮に借りたとしても
買う場合と対比した場合の価格高騰による悪影響・リスク(利回り5%と単純化して
家賃20年分の価格変動リスクをとることになる)と対比すると、価格高騰
による影響が1年で約1/20程度と小さい。払えなくなれば、分相応なより安い
ところに移ればよい。
逆に、短期間豪華物件にすみ生活を楽しむオプションがあります。つまり、一括で買う
のには分不相応だが、短期間(例えば2年分)の賃料を払うだけなら我慢できる可能
という豪華な物件を借りて短期間楽しむというプチチャレンジができる。
ちなみに、私も今価格1億5000万ぐらいの物件を月57万程度で借りることを
検討しています)。
今後日本で不動産価格が大幅に上がる可能性は、今のところ余り高くないような
印象です。
昼間は殆どいないし、土日も仕事が多いので、家にあまりいない共稼ぎ子供なし夫婦だと、リーズナブルな物件に住んえ貯蓄もしつつ住居費を他にまわすのもよしだと思います。
老齢になって住む場所がない不安は確かにあります。しかし、上記のような賃貸・
分譲の選択を賢くやっていけば、人生最後のときを迎える程度の物件は残ると思います
し売却していても賃貸できるぐらいのものは残ると思います。どうしても駄目ならば、
公団住宅(礼金ゼロ、敷金3ヶ月、手数料ゼロ、月10万円くらいの家賃で入居できる
物件が多数あり)に移れば、年間120万程度で住居費は何とかなります。仮に人生の
最後の居住条件が貧しいものになってしまったとしても(そうなりたくはないですけど)、
人生の一時期でもよい思いが出来たのであれば、それでよしとすべきかなと割り切っています。
不動産を購入することによるメリットのうち経済的な変動は、部分的には、
日本やアメリカのREIT、不動産関連会社の株式などを保有することで、同様の
効果を得ることができるので、その組み合わせも利用すると、流動性やリスク
額の肯定の調整等がより柔軟に出来るように思います。
長々と駄スレになってしまいました。私は賃貸の優れた特質(柔軟に居住条件をコントロール
できる)を生かしつつ、不動産価格の上下により少なくとも損をしないために、
分譲(及びその売却)も選択肢に入れて、使い分けることで、より良いクオリティの
居住環境、ひいてはクオリティオブライフが確保できるのではないかと考えています。