深夜電力での電気代
18:
匿名さん
[2012-04-13 18:48:35]
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18:
匿名さん
[2012-04-13 18:48:35]
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火力でくくるから話がややこしいだけです。
原発停止前から、火力発電も役割分担しています。
発電単価が最も安い石炭火力はベース電源扱いで、出力調整には使っていませんでした。
逆に発電単価がもっとも高い石油火力はピーク電源扱いで、年間で電力消費量が多い時期以外止めたりしました。
ガスタービンは比較的簡単に出力調整できますが、同じLNG火力でもボイラータイプは出力調整でロスが発生しますから、完全にボイラーを止めずに出力を絞る程度で調整するミドル電源扱いでした。
また電力に限らずインフラは全て同じですが、ピーク時の能力に合わせて設備投資が必要で、特に電力はピーク時に発電・流通設備の能力を上回って消費しようとすると連鎖的に大停電がおきる事態も想定されます。
その結果、電力需要のピークとボトムの差が大きくなればなるほど設備の稼働率が落ち、設備投資の効率が低下します。
ですから>7の
>普通に考えたら需要が少ない物は高く
>需要が多い物は大量に作ると安く作れるため安くなります。
と言うのは、インフラに対して全く逆効果となります。
結局ピークカットが最も投資効果向上に役立ちますが、ボトムアップも設備稼働率向上に役立ち、設備投資効率改善、つまり電気代の値下げに寄与します。
従って需要がある場合、出力調整役であったLNGもフルに発電したほうが、発電効率の向上と流通設備を含む設備稼働率向上のどちらにも効果があることから、ボトムの夜間電力消費量増加は原価改善に大きく寄与するため、深夜電力料金制度が成り立っているわけです。