相談させてください。二年前に新築マンションを購入した際全国展開しているコーティング会社に塗って頂きました。
絶対に剥がれないと謳っていたんですが所々剥がれだし、何度も補修した結果張替させて下さいとの連絡がきました。
剥がれの原因は不明で調べても分からず初めての事だそうです。
そこでフローリング全面張替なんですが仮住いが必要なのか必要じゃないのか日にちがどの程度かかるのか床材メーカーと相談してから連絡しますと言われ1ヶ月待っている状態です。
こういう場合は仮住いは必要でしょうか?
色々アドバイスがあればご教授ください。
[スレ作成日時]2012-03-03 06:56:39
UVコーティングの失敗によるフローリング張替
2:
マンコミュファンさん
[2012-03-13 15:54:50]
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工事期間中は仮住まいしなくても工事はできますが粉塵がでますので気になるようであれば仮住まい及びトランクルームも一つの選択肢だと思います。もし在宅されるにしてもコーティングは埃に最新の注意が必要なのでその日だけは外出された方がいいと思います。
床材のメーカーはコーティングの検証を行っていないのでいくら聞いてもわからないと思います。同じ聞くならコーティングの塗料メーカーです。
マンションなら名の通ったメーカーの床材を使用していると思われますので1か月は長すぎだと思います。
ちなみにコーティングのお話をしますと、
フロアコーティングにはソフトタイプとハードタイプがあります。
わかりやすく言えばソフトタイプは水性でハードタイプは油性です。
どちらもフロアの伸縮によってひび割れや欠けが時間とともに生じます。ソフトよりハードの方が長持ちしますが絶対剥がれないというのはオーバートークですね。
ソフトタイプは約3年ほどでメンテナンスが必要になりますが補修が可能なのに対し、ハードタイプはメンテナンスがいらないのではなくほぼ補修が不可能です。
例えば、きれいに塗ったマニュキアも時間とともに欠けたり剥がれたりすると思いますよね。しかし剥がれた部分を上から補修して元のように目立たないようにすることができますか?マニュキアなら一旦全部剥がして塗りなおすこともできますがフロアの場合はフロア自体を痛めてしまうのできれいに剥がすことが非常に困難です。ですのでフロア自体の張替になります。これがほぼ補修が不可能といわれる所以です。
但し、上から再施工できる材料もあります。
スレ主さんのお宅もこの状態だと思われます。
しかも何度も補修している時点であまりコーティングに詳しくない業者か、張替したくないので補修でごまかしたいせこい業者の可能性がありますのでご注意ください。
ハードコーティングは金額が高いから良いものとはいえません。なぜなら材料と職人の腕と使用環境によって耐用年数が変わるからです。
参考までにメーカーの条件下ですがUVコーティングは15~20年とうたっていますので通常使用なら10~15年が妥当かと思います。
昔からですがコーティング業界はまじめにやっている人がかわいそうなくらい悪質な業者が多いです。
その手口は安い材料をいかにも高い材料だと言って施工し劣化が早くてクレームをつけてもやり直ししてくれない、連絡がつかなくなった等です。施工した時には気がつかないのが問題なのです。
もし頼まれる場合は見積書に商品名が書いてあること、施工の際見積もりと同じ商品名のものがで施工してあるか確認することが大切です。
コーティングは知識ある職人が施工書通りに施工すれば問題のない商品ですので信頼できる会社にお願いするのが一番です。
必ずしも全国展開しているから良い会社とはいえないと思いますよ。