木造VS鉄骨
34:
匿名さん
[2011-11-24 15:26:44]
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34:
匿名さん
[2011-11-24 15:26:44]
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鉄骨造は防火的にも優れた安全性を持っているが、地震などに対しても木造に比べ合理的かつ安全に造られている。鉄骨そのもは量産工業品で特にわが国の鉄骨は質の良さでは世界に市場を持っている。木材は植林、人手を使った管理が行われているとはいえ品質にばらつきがあるのは否めない。品質に堅くこだわればむしろ鉄骨より高いものになってしまう。鉄骨は加工工場で切断溶接がされた後、現場に搬入されてボルトや溶接で組み立てられてゆく。工場で加工される部分が多いだけに信頼性は他の構造に比べ高い。比較的小規模なものを除いて鉄骨造は法律により構造計算をすることが定められているので、構造力学的にも木造に比べ有利ということになる。
◆優れた耐久性
鉄骨造は骨組みと仕上材が完全に分離しているといっても良い構造をしている。つまり骨組みをほとんど痛めずに屋根や壁を取り替えるようなこともできる。一般にこの部分は痛みやすいのに対して骨組みは錆の問題がなければ100年以上は保つので長い目で見た場合は経済的な構造といえる。途中大がかりなリフォームを何回か行えば子や孫の代まで建て替えず済む場合もあるだろう。
◆木造住宅に比べ劣る部分
木造に比べ様々な利点があるとはいえ工事費が割高になるのは否めない。ローコストタイプと比べても3割から4割は鉄骨造の方が高くなってしまう。現実には予算に余裕のない建築主が多いだけに厳しいところである。また前述の安全性や防火性についても実用の範囲では木造でも何等差し支えない部分も多いので木造に比べ鉄骨造が圧倒的に有利とは言え無いのも事実だ。最後にまとめると鉄骨造を住宅に選ぶ主な理由としては防火規制地域に立地する。自宅をマンションなどの集合住宅と兼用して建てたい。予算に比較的余裕があるので子や孫のことを考えて耐久性のある住宅を望むなどがあげられる。