木造VS鉄骨
134:
匿名さん
[2012-04-11 14:57:40]
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134:
匿名さん
[2012-04-11 14:57:40]
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私は古い人間なのでSI単位ではなくkgで書きます。
断面係数(I)x引っ張り強度が同じ値の2種類の柱があると仮定して、
一方は断面係数(I)が2000で材料の引っ張り強度が200kg/m㎡(ヤング率E=鉄は21000と決まっている)
と、断面係数(I)が20000で材料の引っ張り強度が20kg/m㎡で、共に長さが3m(L)の柱の上部に横向きの力Wがかかると仮定すると、撓み量δは(W・Lの3乗)/(3・E・I)なので引っ張り強度が弱い材料で断面係数が大きい方が撓まない事になります。
耐震強度(壁倍率)が同じで高い引っ張り強度の細い鉄骨柱の家と、弱い引っ張り強度で太い材木の家だと間違いなく鉄骨の方が揺れます。
揺れるということは倒壊しなくて命はたすかるが、家財や内装が損傷するという事です。
但し、鉄骨も限りなく薄い板厚で非常に大きい断面の柱(接合部の強度や溶接に問題あり)が可能ならば木よりも軽くて揺れない構造体が作れます。