木造建築で新築して1年半が経ちます。
HMは自然乾燥・無垢材使用にこだわったところでしたので,多少の床鳴りや家自体も音がするとの説明はありました。
しかし,最近きになるところが出てきました。
壁のクロスが縦にういてきている部分があったのでHMに相談したところ,壁材が膨張してしまったと・・・。その部分のクロスをはがして,膨らんだ部分を削って張りなおして終了。その原因は木の収縮によるものとのことでした。構造に問題はないとのことでしたが,先日珪藻土の壁にも多数発見しました。
また,柱と壁の間が珪藻土部分・クロス部分ともに少しはなれてしまっているところがあります。これも木の収縮のせいでしょうか?
なにもない壁部分にヒビ(小さなものですが)が入っているところもありました。
いまだに家鳴りもします。
木造建築だと仕方ないのでしょうか?
わかりにくい説明で申し訳ありませんが,アドバイスお願いします。
[スレ作成日時]2010-11-18 09:53:41
木造建築ではとうぜんでしょうか?
13:
サラリーマンさん
[2010-11-19 05:03:45]
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AD材ですと膨張収縮はKD材より大きくなる可能性が高いので、
それによる鳴りや仕上げ材への影響も大きいはずです。
年月を経て暴れたり反ったり隙間ができたり変色したりというのが無垢の風合いであり、
趣を感じさせる要因だと個人的には思います。
が、実際には、自然志向の無垢仕上げでありながら機械生産のような精度や品質を求める人が
多いように思います。なので、面には見えないところで通常の数倍のビスや接着剤を使い
しっかりと固定させたりしています。これこそ「なんちゃって自然住宅」ですね。
余談ですが、無垢でありながら膨張収縮や経年変化を考慮し、接着剤を使わない
高精度の建物はあることはあります。宮大工が施工するお寺や神社です。
瓦の重さで10年後、どれくらい軒先が下がってくるかまで考えて作ってくれます。
本題にもどりますが、建築中、JIO等の第三者機関によるチェックがきちんとなされていれば
構造的には多少の地震では倒壊しないと思います。それを確認してください。
ヒビや隙間は本物の自然住宅だからだと自信をもって家をかわいがってください。