大学の論文不正
16:
匿名さん
[2019-05-08 09:55:03]
|
スムログ 最新情報
スムラボ 最新情報
16:
匿名さん
[2019-05-08 09:55:03]
|
ま、言ってみればそういうことに為りますが、
逆な見方をすると、投稿する論文が主流テーマを左右するとも言えます。
今は、分子生物学の分野では、山中先生が画期的な発明をしたのでそれに伴いiPS細胞が主流になる→皆がそれをさらに深めて研究し始める→iPS関連の論文が当然増える→scienceやnatureもその分野の論文採択率が高くなる、こういった形で何が主流かが自然と決まってくるわけです。つまり、芸能界やアイドルでも受ける人が流行歌手やアイドルになっていくというのと同じです。そういう潮流が自然と出来てくる、というわけです。
ただ、ノーベル賞の受賞に関しては、そういった潮流も考慮されますが、
全く流行の研究とはかけ離れた基礎的な研究をこつこつやってる研究者が貰ったりします。
例えば、島津製作所の田中耕一さんだったり、長崎大の下村教授などはクラゲの研究でノーベル賞を受賞されました。東大の小柴さんなどもスーパーカミオカンデ等応用というより基礎研究ですが、受賞されました。小柴さんの弟子の梶田さんも受賞されました。基礎研究で潮流に乗っていなくても、いかに人類に貢献してるかという貢献度重視で受賞の有無を決めているのがノーベルアカデミーです。審査員は主に各国の大学教授で、世界中、結構な人数(30人以上と聞いた)の審査員が居ますのでコネや根回しが出来ないようになってます。また、誰が審査員かは明かされませんし、毎年審査員は変わります。知り合いの先生はある年、ノーベル財団から審査員を依頼されたことがあり、誰か良い人いない?と冗談でしょうが、聞いてきたことがあります。結局、誰にしたかは聞いてませんが、自分にしたのかもしれませんね。(笑)