9月6日の地震では、3時過ぎの発生後まもなくほぼ全道で停電となり、札幌では翌7日の21時近くまで停電住戸が残りました。
皆様、いろいろな形で不便を被ったと思いますが、この6日・7日の間、お住まいのマンションのインフラ継続状況や、管理組合、あるいは管理会社による対応・対策はいかがでしたでしょうか。
かなりケースバイケースなものかと思いますが、今後の、またマンション選びの参考になれば良いかと思います。
私の住んでいるのは西区の築17年・10階建の8階ですが、水道とガスは7日夕方の電気復旧時までずっと使えていました。エレベーターは電気が通った7日はまだ使えず、8日の朝起きた時点では使えるようになっていました。
マンションとしての対応は特に何もありません。管理人の方は、6日の午後から出勤されていましたが、「いつ復旧するんでしょうねー」と世間話をするに留まりました。
なお、近所にあります、両親の住む築25年のマンションは、停電後まもなくガスと水道は停止しました。
【札幌・北海道の新築分譲マンション掲示板から防犯、防災、防音掲示板へ移動しました。2019.5.9 管理担当】
[スレ作成日時]2018-09-11 10:28:16
災害時の「マンション」としての対応について
4:
匿名さん
[2018-09-11 12:23:01]
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直結式というのは上水道管内の水圧で各戸に水を供給するので、低層階にしか使えません。東京の一部では5~6階まで行ける地域があるそうですが、札幌では3~4階程度でしょう。ですからそれ以上の高さになるマンションの場合は、直結加圧式といって上層階にはポンプで加圧して水を送ります。この場合、停電になると上の階の住戸は断水することになります。
20世紀のうちに建ったマンションの多くは受水槽式といって、屋上に設置したタンクにいったん水道から水を溜め、そこから各戸に送ります。停電時には受水槽へくみ上げるポンプが動かないので新規の供給ができませんが、溜めた水を使いきるまでは水道が使えることになります。
また直結加圧式はポンプのパワーに限界があり、15~20階までしか水を送れません。ですからタワーマンションの多くは受水槽式を採っている筈です。
東日本大震災のとき、東京の受水槽式マンションでは、すぐに各戸への水の供給を断ち、溜まった限りある水を直接住民に配給するという対応を採ったところがありました。今回の札幌ではそこまで組織だった活動をしたところがありますかどうか。