管理組合・管理会社・理事会「「マンション管理士等に質問しよう! Part3」」についてご紹介しています。
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匿名さん [更新日時] 2024-05-22 11:19:45
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マンション管理をしていく中で、困ったこと、聞きたいこと等をここで質問してみませんか。
マンション管理士、建築士、弁護士、宅建士、管理会社勤務の皆さん、理事の皆さん、
住民の皆さん等が質問に答えてくれると思います。

[スレ作成日時]2018-08-08 20:19:27

 
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「マンション管理士等に質問しよう! Part3」

20404: 匿名さん 
[2024-04-04 09:14:46]
  区分所有法では、区分所有者は、建物の保存に有害な行為、その他建物の管理又は
 使用に関し、区分所有者の共同の利益に反する行為をしてはならないとなっています。

  しかし、マンションでの騒音に対するトラブルは数多く発生していますし、裁判もかなりの
 数発生しています。

※マンションでの生活騒音には下記のようなものがあります。
   子供の走り回る音
   隣人が深夜に酒を飲んだりして大騒ぎする
   大ボリュウムで音楽やテレビ、ピアノ、カラオケをやる
   ペットの鳴き声  戸の開け閉め等

※快適なマンションライフを送るためには、お互いにルールを守り、共同の利益に反する
行為はしてはならないとなっています。
 しかし、マンションでの騒音に対するトラブルは数多く発生していますし、裁判もかなりの
数発生しています。

 騒音については、当事者間で直接話し合うこともありますが、それが困難な場合は、
管理組合を通じて注意等を行います。
  1)口頭や文書などによる注意
  2)内容証明郵便による警告
    騒音をださないよう警告をする。守らない場合は、法的措置を講ずる旨を通知する。
  3)裁判による請求
 今回は、騒音訴訟の中で、上階の子供が走ったり、飛んだりして下階の住民に迷惑を
かけたとして損害賠償の責に問われるという判例について述べてみます。

 <裁判例>   八王子支部の判例(H.8.7.30)

   上階のフローリングの改修工事後、子供の走りまわる音がひどくなり、再三の注意にも
  拘わらず、改善せず最終的には裁判となった。
   原告側請求
     ①騒音の差し止め(原状回復)
     ②不法行為に基づく慰謝料の請求  300万円

判決
    ①については、棄却
    ②については、慰謝料75万円の支払い命令

判決理由
    専有部分の工事をするときは、理事長に届け出、その承認を得なければならないと規
   約に規定されていたが、それを怠った。
    その工事は、遮音性能の低い床材を使用し、それもコンクリートスラブに直貼りであった。
   それが原因で子供の走り回る音がひどくなった。

  *規約には、共同の利益に反する行為をしてはならないとなっているが、共同の利益に
   反する行為が具体化されていなければその行為を抑止することはできません。
   そのためには、規制の基準が明確化(ルール化)されていなければなりません。

   このルール(規制の基準)を作成するのはいうまでもなく、組合であり執行活動を行って
  いる理事の皆さんがたということになります。

   専有部分の工事をするときには、理事長の承認を得なければならないと規定されてい
  ても、ただ、その届出を受理するだけで、その工事の内容を検討しなければ何の意味も
  ありません。
   そのためには、工事の種類ごとに、具体的な数値の基準を設定しておかなければなり
  ません。

   現状回復については棄却されたが、これについては、届出をするよう広報・啓蒙活動を
  行い、届けられたものについては、基準値を設けチェックをしなければなりません。

※もし、裁判をすることになった場合のポイントとしては、受忍限度を超えると判断される
 かどうかが目安となります。
 ①騒音に対する受忍限度は
   一般社会上の受忍限度を超える音かどうか。L60(⊿LL1)は不法行為と判断されること
  もあります。

 ②音の程度を数値で示し、不法行為を証明する。
    環境庁が示す生活騒音基準
      昼間 55db以下
      夜間 45db以下 この基準を超えると不法行為と判断される
     *県庁や市役所に相談すれば、騒音計を貸し出す場合もあります。

   裁判所の基準
    午後9時~午前7時 40db以下 裁判所は、この基準を守るよ
    午前7時~午後9時 53db以下 う命じています。

  ※尚、住民間のトラブルについては、警察はタッチしません。

 ③マンションの防音性能を確認し、損害賠償を請求する。
    判決で重要な根拠となった事実
     *子供のしつけに誠意があるか
     *床にマットを敷いた程度では対応は不十分
     *訴えた人の精神状態(食欲不振、不眠等精神に障害を生じた等)

 ※受忍限度を知り、騒音の程度を数値に示し、マンションの防音性能を確認することが
  必要です。
  又、マンションの遮音性能は、裁判では重量衝撃音のみが対象となっています。
  遮音性能は、仕様書で確認します。仕様書の入手が困難な場合は、騒音計で実測

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