竣工10年〜15年で訪れる大規模修繕。
どのマンションも必ず通る道ですが、
理事も含め普通の住民にとっては、初めての事だらけであり、
何が正しくて何が間違っているかもわからず、住民の未来にマイナスな結果を招く事も多いと思います。
私が住むマンションでも、数年後にその時を迎えますが、
その時に大きなお金をかけないための努力は理事会としてできてはいません。
管理会社に対するチェックや、その他住民側で考え備えておくべきことなど
意見交換できればと思います。
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私たちのマンションは関東圏にあり東日本大震災を経験しています。
当時、軽微に破損した箇所も多くあります。
震災後の建物のチェックや震災を経験した後に大規模修繕を経験されたマンションの方の意見もお聞きしたいです。
[スレ作成日時]2017-10-01 01:27:07
【大規模修繕】いずれ訪れる大規模修繕へ備えるために
197:
匿名さん
[2017-10-29 00:35:38]
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>工事の前にどういったものにするかは設計管理業者と打ち合わせをしますの
>でそんな技術的なことまでを今知る必要はないんですよ。
>長期修繕計画の洗い直しをするときに、カバー工法とかいろいろ説明はあり
>ましたが、一番有効な方法での計画とするということで計画してあります。
>ドアの枠が狭くなるとかもいってましたがその工法はダメということになりました。
>ドア枠を外して同じようにするということにしてあります。
玄関ドア枠を取り外す場合、ドア枠周囲(上下左右)の躯体(コンクリート)を壊すことになります。
当然ですが、仕上げも壊すことになります。
壁面がタイルの場合は張り替え、床の長尺シートは部分的に張替はできますが、見た目が良くないので全部張り替えになるのが一般的です。
ドア枠の内側(居室側)の化粧木枠や玄関の床も破損するので交換になります。
施工方法によっては、室内の壁にも影響がありますので十分な事前調査が必要ですし、居住者に詳しい説明が必要です。
建物の状態で変わりますが、一般的にはカバー工法の2倍くらいの金額になるでしょう。
室内の壁クロスまで影響が出る場合、居住者からすれば、間取りによって、玄関や廊下の壁クロスの張り替えも考慮する必要もあるでしょう。
このような事があるので、理事会は、何故こうなるのかを知らないと判断することすらできないのです。
金が豊富にあり、好き放題使えるなら、管理会社や設計事務所に全てお任せでいいですが、そんなマンションは非常に少ないので一般的ではありません。
>清掃員は毎日(盆と正月は除く)2人はいっていますし、日常の清掃はいき届いています。
もし350戸くらいのマンションで、清掃員が2人なら、普段の維持管理が不十分なので、毎日、徐々に汚れて行くのを見ているので当たり前だと思わせることができます。
そこで大規模修繕工事を行うと、見違えるように綺麗になったと、居住者を印象操作することができます。
350戸分のゴミ出しを2人では無理ですし、管理人が手伝っても無理でしょう。
例えば、50戸以下の小規模マンションで管理人と清掃員の2人とか、管理人が清掃員を兼ねて1人のマンションも多いと思います。
100戸のマンションになると、管理人1人と清掃員が2人は必要ですね。
350戸となると、1棟ではなく2~3棟に分かれていることもあるので、どう考えても2人では無理です。
また、盆と正月以外、土日祝祭日も清掃員がいるとなると、管理人もいるはずです。
コンシェルジュサービスなどなら、年中無休でもわかりますが、清掃員が2人なのにコンシェルジュサービスなどがあるとは思えないので、信じられませんね。
こんなマンションが本当にあるんでしょうか?