竣工10年〜15年で訪れる大規模修繕。
どのマンションも必ず通る道ですが、
理事も含め普通の住民にとっては、初めての事だらけであり、
何が正しくて何が間違っているかもわからず、住民の未来にマイナスな結果を招く事も多いと思います。
私が住むマンションでも、数年後にその時を迎えますが、
その時に大きなお金をかけないための努力は理事会としてできてはいません。
管理会社に対するチェックや、その他住民側で考え備えておくべきことなど
意見交換できればと思います。
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私たちのマンションは関東圏にあり東日本大震災を経験しています。
当時、軽微に破損した箇所も多くあります。
震災後の建物のチェックや震災を経験した後に大規模修繕を経験されたマンションの方の意見もお聞きしたいです。
[スレ作成日時]2017-10-01 01:27:07
【大規模修繕】いずれ訪れる大規模修繕へ備えるために
15:
匿名さん
[2017-10-18 21:02:09]
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同じ世帯数であっても50㎡台の部屋が多いマンションと80㎡台の部屋が多いマンションとでは外壁が占める面積が大きく異なります。
また、一棟の建物か二棟に分かれた建物か、敷地面積が狭く高層のマンションか敷地面積が広く低層のマンションかでも大きく違いがでます。
また、同じ形状のマンションでも、都心にあり排ガスと自動車の振動などで劣化が激しい立地か、郊外で振動もなく劣化が緩やかな立地の違いもあります。
更に、仕上げに使っているタイルの違い、塗装の違い、外壁が凸凹したデザインかどうか、ベランダなど形状の違いなどなどでも金額は大幅に変わります。
素人でも分るこれらの事を考えるだけでも、維持費が極端に変わるのは明らかです。
ちなみに、50世帯で二棟にL字型に分かれたマンションで、外壁はタイル仕上げで部分的に塗装仕上げで、管理会社が出した大規模修繕工事の見積額は6500万円で、管理会社と利害関係の無いゼネコンが管理会社と同じ内容で3500万円、近隣の工務店などは3000万円前後でした。
管理会社は早めに工事をしたほうが持ちが良くなると言う理屈を言っていたが、利害関係の無いゼネコンや工務店などは、仕事を貰えるのは有り難いですが、まだ綺麗だし傷みも軽微なので、どうしても気になる部分だけ補修工事を行い大規模修繕工事はまだ先でも大丈夫で、その時には、また声を掛けて下さい、と言っていました。
私のマンションも15年目に大規模修繕工事を行いましたが、工事中に分ったことは、心配だったシール関係を外してみて、まだ数年先でも問題ない状態だったのです。
建築に明るい人達は、まだ先でも良いと言う意見でしたが、管理会社などの話を鵜呑みにした居住者も多かったので、総会で15年目に工事をする事になってしまったのです。
3年延ばせれば、修繕積立金には、大きな余裕が生まれますし、将来の値上げをする事なく維持管理する事ができます。
困るのは、工事が減る業者ですが、誠意ある業者は、無駄な工事をさせる事はしません。