土地を購入したので、いずれ戸建を建てる予定です。
性格的に人にすべてまかせるというより、自分で調べて納得がいったものを好む傾向があり、いろいろ調べた結果、高気密、高断熱の住宅に興味を持ちました。
そこで有識者、居住者の方々のご意見を伺いたく。
高気密住宅においては、24h換気という枕詞が使われていますが、基本的に窓は開けずその換気システムにより制御された空気の流れをベースに考え、窓はあけない方がよいのである!という考え方なのでしょうか?
私も妻も休日や天気のいい日には思いっきり窓を開けて換気をしたいのですが、そのマインドはそもそも高気密住宅には合っていないのではないかと思っておりますが、ネットの情報だけでは判断ができません。
また、換気したいくせに窓を閉めたら閉めたで、エアコン効率等がいい家になればいいなという思いもあります。
※こちらが外との温度差の影響をあまり受けない高断熱住宅という認識です。
上記までの思いがあった上でいろいろみていますと、高気密・高断熱はセットで提案されており、上記から高気密は我が家には向かないと考えると、素朴な疑問として、高断熱のみの住宅というものは存在しないのでしょうか?
結果、脳内の理想として通常時における気密性はそこまで重要視していませんが、高断熱でエアコン効率もよくエコな家!というところが一つの着地点になったのですが、そもそも可能なのか素人の私には判断ができず、投稿させて頂きました。
ご意見頂けたら幸いです。
[スレ作成日時]2015-11-10 18:59:51
高気密・高断熱は共存が必要なのでしょうか?
8:
サラリーマン
[2015-11-11 12:47:40]
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この鎌田教授のやり方は、グラスウールに対して書かれたものですが、理論さえ理解出来たらどの工法も原則は全て同じです。断熱材毎、工法毎に表面的な違いはありますが、根本は全て一緒だというのが分かります。
防湿層の考え、通気層の考え、工法は違えど全てそれに相当する物が各工法毎にあります。それと現場での施工で一番重要な気流止めのやり方を理解するのが重要です。
それが分かると、構造見学をしたらなんちゃって高気密高断熱業者なのか、本物の高気密高断熱業なのか分かると思います。
理論を理解されたらご自身の書かれている内容は自然に答えが出ます。
>休日や天気のいい日には思いっきり窓を開けて換気をしたいのですが
24時間冷暖房をしていないときはご自由に窓は開けて下さい。24時間冷暖房中に窓を開けたら熱交換率が悪くなるだけです。別に開けても問題はありません。
>24h換気という枕詞が使われていますが、基本的に窓は開けずその換気システムにより制御された空気の流れをベースに考え、窓はあけない方がよいのである!という考え方なのでしょうか?
換気は狙った所から空気は入って、狙った所から出て行かないと意味が無く、そうするためには高気密にしないといけないというのは理論を理解したら分かります。
>高断熱のみの住宅というものは存在しないのでしょうか
理論を理解したら高断熱にしようとしたら、必ず高気密になります。
したがってたまにいる、中気密高断熱とするという意味不明の工務店がいますが、中気密の場合は低断熱になります。
>ナミダタケ事件では結露しやすいグラスウールだったので起きたと考えますと、カタログスペックで結露はしない!とうたっている素材(セルローズファイバーなど?)で同じ状態であればどうなっていたのか気になります。
内容をよく読んでください。問題が起きたのは、当時の施工が悪かったために、グラスウールで結露したのです。
そのため、その反省から生まれた考え方が完全な気流止めを行うという高気密高断熱の施工方法です。
セルロースファイバーならどうだったかというと当時と同じ施工をすれば、いずれセルロースファイバーの吸湿限界を超えて結露するだろうというのは容易に推測されます。
発布系ならどうかというと、発布系は吸湿しないが、当然その付近では結露すると思うので、いずれナミダタケは出てくると思いますが、グラスウールの様に数年でなく、もっと長いスパンで出たと思います。