住宅設備・建材・工法掲示板「高気密・高断熱は共存が必要なのでしょうか?」についてご紹介しています。
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購入検討中さん [男性 30代] [更新日時] 2016-01-08 13:22:32
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土地を購入したので、いずれ戸建を建てる予定です。

性格的に人にすべてまかせるというより、自分で調べて納得がいったものを好む傾向があり、いろいろ調べた結果、高気密、高断熱の住宅に興味を持ちました。

そこで有識者、居住者の方々のご意見を伺いたく。

高気密住宅においては、24h換気という枕詞が使われていますが、基本的に窓は開けずその換気システムにより制御された空気の流れをベースに考え、窓はあけない方がよいのである!という考え方なのでしょうか?

私も妻も休日や天気のいい日には思いっきり窓を開けて換気をしたいのですが、そのマインドはそもそも高気密住宅には合っていないのではないかと思っておりますが、ネットの情報だけでは判断ができません。

また、換気したいくせに窓を閉めたら閉めたで、エアコン効率等がいい家になればいいなという思いもあります。
※こちらが外との温度差の影響をあまり受けない高断熱住宅という認識です。

上記までの思いがあった上でいろいろみていますと、高気密・高断熱はセットで提案されており、上記から高気密は我が家には向かないと考えると、素朴な疑問として、高断熱のみの住宅というものは存在しないのでしょうか?

結果、脳内の理想として通常時における気密性はそこまで重要視していませんが、高断熱でエアコン効率もよくエコな家!というところが一つの着地点になったのですが、そもそも可能なのか素人の私には判断ができず、投稿させて頂きました。

ご意見頂けたら幸いです。

[スレ作成日時]2015-11-10 18:59:51

 
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高気密・高断熱は共存が必要なのでしょうか?

126: サラリーマン 
[2015-11-25 18:04:39]
ナミダタケの事件のあと、当時の室蘭工業大学の鎌田教授は改正された住宅の施工法を提唱されたのです。
ナミダタケが発生した理由は、壁の中を空気が流れていたのです。それが断熱材の設置している部分で結露していたのです。
そのため、それを止めるために気流止めというのを行うように提唱されたのです。つまり、当時結露したのはグラスウールですが、これはグラスウールが断熱材として悪いのでは無く、施工が悪かったのが理由だと突き止めたのです。

試行錯誤された結果、当時考えられたのはグラスウールの全面に防湿気密シートを設置する工法です。つまり室内から湿気を壁内に入れないように施工するのです。同時にここで今まで問題のあった壁内に空気が流れるのを防ぐように気流止めという方法を提唱され、隙間無く施工するようになったのです。また、グラスウールに湿気が行かないように窓・配管部に至るまで気密処理を行ったのです。つまり防湿気密シートで防湿層を隙間無く施工したら、結果的にそこで気密が取れるようになったのです。
またグラスウールから外側は、万が一室内側から湿気が何らかの理由で入って来た場合にすぐ抜ける様に、外側に通気層の設置を同時に提唱されたのです。
つまり、これが防湿層で気密を取らないと意味が無いという基本です。よって防湿層から壁に向かって外側は全て透湿層となります。
つまり、断熱材の性能を出そうと防湿層をきっちり施工すると、必ず高気密になるという理屈はここで成り立ったのです。そのためこの工法を高気密高断熱と名付けたのです。

従ってそこから得た高気密高断熱の正しい施工は3点に集約されています。
防湿層で気密を取ること。施工方法は、気流止め・気密処理を行うこと。
断熱材を正しく施工すること。
万が一防湿層を抜ける湿気があれば、断熱材から外側の透湿層を通って通気層に速やかに抜ける様にする。

これは断熱材がグラスウールの場合ですが、どの断熱材でもどの工法でも理屈は一緒です。
つまり工法毎の防湿層の設置位置を見極めて、この工法の場合どのように気流止めを施工するのが良いのか、断熱材はどのように施工するのが正しいのか、透湿層の施工はどうするのがいいのか考えれば良いだけです。
理屈さえきっちり理解出来れば、現場で素人が見ても正しい施工かどうか見極めれます。
現実私でも分かりました。同時になんちゃって高気密高断熱会社の施工方法も見ることが出来ます。

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