最近「建築家と話し合おう」「建築家と一緒に家造り」といったイベントがあります。
いくつかのイベント参加で思ったことは、建築家は自身から提案はするが、施主というか私たちユーザーが改善提案などした場合、いい顔しませんね。
キッチンなど「●●が使いづらいので建築家としてメーカーに働きかけてほしい」と言ったら機嫌悪くなりました。
建築家に設計を頼んだ知人も、窓の仕様で主張が対立してトラブルになったそうです。
建築家って、家全体のデザインとか模型並べることには熱心ですが、設備のねじ1本とかは気にならないんでしょうか?
それとも、私が出会った建築家がたまたまそういう人だったのでしょうか。
ユーザーの実生活で体験した問題や提案に耳を貸さないなら、「一緒に家造り」などといったイベントの意義に疑問を感じます。
[スレ作成日時]2015-04-09 18:32:42
建築家って
9:
匿名さん
[2015-04-10 09:28:41]
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自分の持っている知識と技量で、あいまいな施主の要望を形にできるのが建築士。
自分のスタイルや作りたい建物があって、それをデザインするのが(建てるのではない)建築家。
イメージ的に建築家という方がかっこよく、世間受けがいいので、実際に建築士の仕事をしているにもかかわらず、建築家を名乗るものが多すぎる。
それで施主も勘違いするような風潮ができた。
建築家というのは、芸術家と同様のポジション。
たとえば、陶芸家は自分の作りたいものを作り、それが評価されて、売れれば、日々の糧になる。
売れなければ、世間にウケなければ、一文にもならないものを作り続けるだけ。
芸術家に「予算はいくらで、私の要望はこうで、こんな色合いでこんな大きさのものを作ってよ」なんていうのはおかしい。
それと同じことを求めているのが最近の建て主の建築家への要望。
スタイルを持っている建築家に「予算はいくらで、外壁の色はこうで、○○坪の家を作ってよ」と依頼している。
芸術家である建築家への冒瀆以外の何物でもない。
建築家と名乗っている以上は、要望などを言う施主が来たら、「自分の要望通りの家を建てたいのなら、ハウスメーカーか工務店、もしくは建築士のところに行きなさい。」と諭すべき。
建築家と名乗りながら、日々の糧を得るために「建て主の要望通りの家を造ります。」なんていうのはおかしい。
だったら自分は、設計士、建築士だと名乗るべき。
建て主の要望を聞いて、理想の住まいをつくるのが建築家。なんていう間違ったイメージが世間に万蔓延するようになったのは、現在「建築家」と名乗っているこういった連中の自らの罪も大きい。