省エネ、低燃費住宅の視点から、寒冷地で普及しつつある高気密高断熱住宅を検討しています。
住んでいる地域が温暖地なので、この掲示板などを拝見すると色々と相反する意見があるようです。
冬季での効果は寒冷地で実証されていますが、温暖地での年間を通しての効果は世界を見渡しても見当たりません。
国内で対応している企業も多数見られますが、その効果について実証している企業が見当たりません。
実際に温暖地で高気密高断熱住宅を建てられた方で、年間冷暖房費を記録している方がいれば公表していただけないでしょうか?
大まかな地域、床面積、断熱気密性能、冷暖房設備概要等と一緒にお願いできればと思います。
どうかよろしくお願いします。
[スレ作成日時]2014-08-30 08:51:55
温暖地での高気密高断熱住宅
986:
入居済み住民さん
[2015-08-16 23:01:10]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
>高高は内部熱エネルギーを外部に放散させる性能には鈍いからね。
時間遅れの熱伝達が外部に熱放射してしまうまでに次の時間遅れの熱伝達が上乗せされ、その上乗せされた熱伝達が外部に熱放射する前に次の時間遅れの熱伝達が上乗せされ、積もる一方になるのが温暖地での高高の特徴。
上の議論は、室温>外気温を前提としている。
しかし、温暖地の夏では、室温<外気温を前提とすべき
たとえば、外気温35℃で、室温25℃(エアコンあり)とする。
ここで、エアコンを切れば、室温は上がっていく(熱は外から室内へ)
たとえば、3時間後、高高であれば、室温は27℃くらいまでしか上がらないが、
中中なら29℃まであがり、低低であれば31℃まであがることになる。
したがって、温暖地でも、高高のメリットは存在する。
建物の熱容量を2倍にすると、熱容量×温度変化量が移動した熱量、
移動した熱量が等しいとすると、高高では、26℃までしか上がらず、
中中では、27℃、低低では、28℃までしか上がらない。
湿度については、換気システムで追い出せばいいでしょう。