省エネ、低燃費住宅の視点から、寒冷地で普及しつつある高気密高断熱住宅を検討しています。
住んでいる地域が温暖地なので、この掲示板などを拝見すると色々と相反する意見があるようです。
冬季での効果は寒冷地で実証されていますが、温暖地での年間を通しての効果は世界を見渡しても見当たりません。
国内で対応している企業も多数見られますが、その効果について実証している企業が見当たりません。
実際に温暖地で高気密高断熱住宅を建てられた方で、年間冷暖房費を記録している方がいれば公表していただけないでしょうか?
大まかな地域、床面積、断熱気密性能、冷暖房設備概要等と一緒にお願いできればと思います。
どうかよろしくお願いします。
[スレ作成日時]2014-08-30 08:51:55
温暖地での高気密高断熱住宅
609:
入居済み住民さん
[2014-12-20 20:09:09]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
大雑把に言って、
いまの室温をT1
外気温をT2
断熱材の熱伝導率をk
断熱材よりの室内側の熱容量をQ
とすると、
t時間後の室温T3は
T3=T1-(T1-T2)*k/Q
で示される。
上式は、T1<T2(夏)、T1>T2(冬)どちらも成り立つ。
kを小さくするか、Qを大きくすれば、室温が変化しにくい。
kを小さくすることは、断熱材を高性能のものに変える、厚くすることで実現できる。
RC外断熱は、kを変えるのではなく、熱容量の大きなコンクリートを室内側に持ってくることで、Qを大きくする。
>断熱材を厚くするほど外部の影響は少なくなるが内部発熱を除くためにエアコン等は必要。
上式に内部発熱Pの影響を加えると、
T3=T1-(T1-T2)*k/Q+P/Q
Qが大きければ、Pがあっても、室温T3に与える影響は小さい。
コンクリートが吸収してくれる。