二重床・二重天井・中空ボイドスラブ工法。
(スラブ厚は250mm・二重床は110mm)
通常スラブの80%ぐらいとの意見も聞くので、計算上は 250mm × 80% = 200mm!?
スラブ200mmなら普通のグレードになるかな・・・
騒音などの心配もあるので最上階を検討していましたが売れてしまいました。
でも物件を気に入っているので上層階で迷っています。
いかがでしょうか?
[スレ作成日時]2009-10-09 20:55:52
中空ボイドスラブ工法はどうでしょうか?
284:
建築に詳しい人
[2015-01-07 09:20:38]
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遮音に関してはボイド形状だけでなく厚さやスラブ拘束方法などの様々なパラメータがあるため、本気で考えるのであればボイド形状で評価するのではなく、ボイドスラブ(製品)それぞれに与えられた相当スラブ厚やデータをもって評価すべきです。面倒な上、一般の方には難しいのでお勧めはしませんが。
一般の方は「軽量床衝撃音の共振を発生させやすい矩形ボイドより、どちらかと言えば共振を抑えられる球形や円形、異型のボイドの方が好ましい」「重量床衝撃音を考えるとスラブはなるべく厚い方が良い」程度の知識で検討することをおすすめします。
逆に素人の知識でそれ以上の変な拘りや心配を持つと、マンション選び全体にとってはそのことが足かせとなり、マイナスの結果を生みかねません。
剛性に関してはパンフなどに特記なき場合、皆同じと考えてください。
どんな形状であれ、一定レベルの剛性を与えられています。
極端な例ではありますが「積載荷重1800N/m2の木製床と、積載荷重1800N/m2
のコンクリート床、どちらが積載荷重が高い?」という話をイメージされるとわかりやすいかと思います。
まあ細々考えると、ある種の球体ボイドスラブであれば一方向スラブではなく二方向スラブとして計算され、鋼管パイプ型であればエリアエリアで一方向スラブとして計算されるでしょうし、PCa合成か全打設かという点でも若干特性が変わってきはしますが、この程度の話を「そりゃそうだ」と聞けないレベルの一般の方が考える次元で言う「剛性」には違いが無いという話です。
建築士ですらボイドの種類と剛性を考えながらマンションを買うことはありませんのでご安心を。