二重床・二重天井・中空ボイドスラブ工法。
(スラブ厚は250mm・二重床は110mm)
通常スラブの80%ぐらいとの意見も聞くので、計算上は 250mm × 80% = 200mm!?
スラブ200mmなら普通のグレードになるかな・・・
騒音などの心配もあるので最上階を検討していましたが売れてしまいました。
でも物件を気に入っているので上層階で迷っています。
いかがでしょうか?
[スレ作成日時]2009-10-09 20:55:52
中空ボイドスラブ工法はどうでしょうか?
280:
建築に詳しい人
[2015-01-06 15:57:36]
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ボイドスラブのタイプや仕様に関しては設計図書を見れば一目瞭然です。
設計図書からボイドスラブのタイプが変更されることは絶対にありません。
確認すれば泣き寝入りをすることもありませんので、もしボイドスラブのタイプに拘りがあるのであれば設計図書で確認してください。
鋼管などを用いた中空ボイドであっても、発泡樹脂系のボイドであっても、ボイドスラブはボイドスラブです。
建築的にはコンクリートに主眼をおき、「コンクリートでない空隙」が計画的に設けられていることが重要であって、その空隙が鋼管中空か発泡樹脂かは問われません。(一部耐火認定試験には関わりますが)
つまり発泡樹脂系の空隙材を用いても中空ボイドスラブと呼びます。慣例や通称でしかありませんが。
目を向けるべきはボイド空隙材の種類ではなく、コンクリートの形状と配筋や組成です。
「コンクリート型枠が鋼製か木製か」に近い話で、出来上がったコンクリートの性能にとっては副次的な話でしかありません。
ボイドが鋼管中空であろうが発泡樹脂系であろうが、所詮はコンクリートのフォルムを形作るための「殻」でしかないのです。