今日、首都圏で放送された「噂の!東京マガジンという」番組の中で、
注文住宅を建てられようとある建設会社と契約したAさんの被害の話がありました。
契約をして着手金や資材発注金など一千万円以上支払い、さらに中間金を支払ったものの、
業者が途中で実質倒産して社長が雲隠れ。その後建設途中の家には多数の庇護が見つかり、
建設を断念して全部撤去するはめになり、三千万円以上ものお金を失ったというお話でした。
似たような話に富士ハウスの例がありますが、あちらは被害者が多かったので大きな訴訟に
なっているみたいですが、Aさんの場合は1人という事もあって、刑事と民事の両方の
裁判で勝ったにも係らず、1円も回収が出来ないそうです。悲惨ですね。
今こういった被害が全国で発生しているようですが、表に出てこないような小さなものも含めると、
注文住宅でのトラブルというのはもっとずっと数が多いだろうと思います。そしてそのトラブルの
根源の多くが、請負契約という一般消費者にあまり馴染みの無い契約のせいだと思うのです。
それで、注文住宅を請負契約以外で建てられた方がいらっしゃらないものかと思い、スレを
立ててみました。もし該当される方がおられましたら、どのようにして注文住宅を建てたのか、
その方法をご披露していただけないでしょうか?それ以外の方は、施主側の視点に立った
請負契約の注意点やご意見などがあれば書き込んでください。
(こうすれば請負契約でも絶対に被害者にならないなど)
なお、業界関係者からの批判的な意見は望んでいませんのでご遠慮ください。
よろしくお願い致します。
[スレ作成日時]2009-09-20 14:55:46
注文住宅を請負契約以外で建てられた方はいらっしゃいませんか?
16:
匿名さん
[2009-09-25 07:07:08]
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建て売りでも、着工前の建て売りは、請負契約と同義となる。
仕様、工法を説明して建てるからだが、口頭で済ますことが多いのでトラブル化しやすい。
口頭で済ますのが、業者の高等テクニック(笑)。
スレ主の支払いは、所謂一部精算方式で行うことで危険回避ができる。
完成までの段階ごとに3.4回に分けて完成した部分について支払う。
仮に施工会社が潰れても、残りの施工を別会社がするので実害はない。
施工途中での生産額については、素人では算定ができないから、管理(この場合監理かな?)建築士に算定してもらう。
ここで注意することは、建築士は資金の支払いについては一切責任のない立場にいることだ(建築士、施主、施工者の3者分業による契約形態となっているから)。
建築士は細かく設計に関して資材の計算等をしてはいるが、坪当たり単価から資材費を引いた感覚で、完成までの工賃を考えているから、住宅工事の段階ごとに、人工がどれだけ掛かるかとか、完成した部分の精算額が、いくらとか算定したことがほとんど無い。
それを契約において、責任を持って部分の精算額を算定する旨、監理契約書に記載するのが良いと思う。
今までは、施工会社が潰れることは少なく丼計算で良かったのだが、これからは、潰れることを前提にして、契約をすることが重要となっている。
建築士の仕事も変わってきている。
気付いてないけどね。
一部精算というのは、建設等公共事業ではきわめて普通、払い過ぎで実害のないよう遠慮無くやって下さい。