姉歯秀次・元1級建築士による耐震偽装事件が発端となった耐震偽装問題
(構造計算書偽造問題)ですが、事件を加熱報道したマスメディアも、
その後の経過については、あまり伝えることはありません。
この事件を発端に、建築基準法が改正されましたが、建築をめぐる状況は、
けっして良くなっているわけではないようです。
施行から1年以上が経過していますが、改正建築基準法の施行前後の1年間
の統計を比較すると、新設住宅の着工数は施行前が127万戸、施行後が9
9万戸、全建築物の着工床面積は施行前が1億9千万m2、施行後が1億4千
万m2となっています。
新設住宅の着工数、全建築物の着工床面積共に、大きく落ち込んでしまった
のが現実です。
また、構造計算書の偽造防止のために導入された構造計算適合性判定によっ
て、伝統工法による木造住宅の建造が阻害されたり、あるいは、建築デザイ
ンにも、構造形式の変更や、構造規模の縮小など、デザインの萎縮傾向が見
られます。
耐震偽装問題という事件のくくりでは、いったんの解決に至ったように思わ
れがちですが、マンションの購入を検討されている皆さんにとって、現在の
状況で、すべてが解決したとは言えないのではないかと思い、公式スレッド
を立ち上げさせて頂きました。
この事件について、また、その後の国や業界関係者の動きについて、皆さん
がどのように感じ、どのように考えられているか、忌憚のないご意見を投稿
頂ければと思っております。
※このスレッドはそれぞれがご自身のご意見をご投稿頂きますよう、
よろしくお願い申し上げます。 eマンション管理担当
[スレ作成日時]2008-08-19 16:53:00
【公式スレ】耐震偽装問題とその後の経過について
145:
匿名さん
[2012-02-06 08:14:20]
|
史上最悪のグランドステージ藤沢を手がけた極悪イーホームズですら賠償判決を受けてないのになぜ?
ERIは、構造計算の不適切な点を指摘しておきながら、その是正がいい加減だったのを見過ごした点に過失を問われた。
イーホームズの方は、全くチェックしていなかったために、「偽装を見抜けるはずもない」とことごとく無罪判決。
確認の不手際はあれど、ERIの方が検査機関としての良心が伺える1000倍まともな対応をしたことで逆に致命傷を受けてしまった。
イーホームズは、構造計算のチェックは法律で禁じられていたと宣っていた。
もちろん、そんなことは絶対に有り得ない。しかしながら、チェックが義務付けられてもいなかった。
それどころか、構造計算は複雑な上に複数のメソッドがありその検証をいちいち行っていたのでは建築確認高速化のために民間開放した意図と反すると言う理由で、あろうことか行政は、「見過ごしてやれ」と言わんばかりの建築指導をしていたのだ。
イーホームズはそれを「禁じられた」とより自分に都合良く解釈し、数分程度であろう書類の員数チェックだけで20万円以上もボッタクリ、日本全国凄まじい数の計算間違い/偽装物件を許可し続け、日本ERIに次ぐ業界No.2大手に踊出た。
建築確認は廃業したが、無傷の資産を元手に会社を再会した模様である。
これでいいのか? >裁判所