新築マンションへの入居に際し、寝室及び北側の洋室、中和室にエコカラットの
施工を検討していましたが、最近はけいそう壁も良いのではと悩んでいます。
さすがに、OPでは高額すぎて施工できないため引渡し後の入居までに、
リフォームという形での施工を考えています。
自分で調べたところでは、それそれ同面積での施工では、エコカラットの吸湿量
の方が圧倒的に多いということ。また、ホルムアルデヒド等の処理能力では、
あまり差が無いものの、エコカラットでは物質の吸着除去のみで、けいそう壁は
吸着除去後の物質の分解をうたっているという違いを確認しております。
施工は、エコカラットなら部屋の壁四面中の一番広い一面に、けいそう壁なら
天井全面への施工を考えております。また現状の知識では、エコカラットにせよ
けいそう壁にせよ、デザイン性はまったく求めておらず、性能及び施工金額のみ
での選択をかんがえております。
長々と申し訳ありませんが、皆様の考え、アイデアを検討の参考にさせていただきたく、
よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2006-10-29 19:35:00
けいそう壁とエコカラットの選択基準
10:
匿名さん
[2006-10-30 12:01:00]
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アスベストはIARCで、発がん物質のレベル1(発ガン性有り)に指摘されています。
珪藻土の主原料、2酸化ケイ素も、IARCでは発ガン物質として指摘されています。
そして、アスベストが発見された時、「自然からの贈り物」と呼ばれ、
夢の物質とされ、良い点ばかりがとりあげられていました。
ちょうど今の珪藻土が内装材として、優れた点ばかりが取り上げられているのと
同じような状況だったようです。(やっかみ?)
これが混同しているのだと思います。
はたして、珪藻土は(主原料の2酸化ケイ素)発がん物質として
レベル1に指定されています。
が、じつは、レベル3にも指定されていて、この違いは、結晶と非結晶です。
結晶性2酸化ケイ素は、レベル1、
非結晶性2酸化ケイ素はレベル3(発ガン性があるかどうかわからない)です。
自然の状態の珪藻土は非結晶性、建材として焼くと結晶化してしまうようです。
焼いた全ての珪藻土が結晶化する訳ではないようですが、
数パーセントは結晶化してこれが発がん物質だ、とされています。
ただ、壁に塗ったものから、多少の粉が出るくらいで、その数パーセントが本当に
発ガンリスクとして、カウントできるのかは、わかりません。
この件に関して、明確に説明している資料は、私は知りません。
いずれにしても、どんな物もリスクがゼロということはないので、
使うのであれば、あんまり神経質にならなくても良いと思います。
気になるようでしたら、他の壁材を使った方が精神衛生上も良いと思います。
ただ、商売で売るのであれば、何らかの責任があると思いますが。
なお、吸湿・調湿なら
土より木材の小口面が一番です。
丸太をスライスし並べておけばいいでしょう。