注文住宅を建てた方の反省会第4部です。
図面では気づかない、住んでからわかったこと、結構ありませんか?
愚痴、これから建てる人へのアドバイスなど書きこみましょう。
注文住宅に関するものなら、ジャンルは問いません。
前スレはこちらです。
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/151208/
[スレ作成日時]2013-06-10 14:57:00
こうすればよかった!注文住宅の反省会 【第5部】
67:
匿名さん
[2013-06-17 14:48:07]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
家は温度差換気の影響を受けます。
ストローに置き換えれば100m2の総2階建ての家は1階、2階の断面積は50m2になります、ストローでは16mm2です。
高さとしては約6mくらいですから家は断面積50m2で高さ6mの煙突と同じ浮力が生じ排気されます。
室内外温度差20℃としますと6mの高さでは5.3Paのドラフト圧(煙突効果、浮力の力)になります。
C値1.0では隙間が100cm2有ります、仮に一番下(1階床)に50cm2、一番上(2階天井)に50cm2の隙間が有りますと5.3Paで51m3/hの空気が換気しなくても流れることになります、下の隙間から吸い込み上から排出されます。
熱としては0.35Kwの損出になります。
C値2.5ですと流量は127.5m3/h、熱損出は0.875Kwになります。
100m2で室内高さ2.6mの家の気積は260m2で0.5回/hですから130m3/hの必要換気量になります。
C値2.5の家では室内外温度差20℃時は温度差換気で総量としては換気されますので機械換気は不要になります。
機械換気が不要で便利ですね、しかし計画換気ができません。
100m2の家の換気機械の容量は必要換気量130m3/hの少し余裕がある程度と推測しますと全部の隙間から吸い込むことは不可能になります、つまり一部は天井の隙間から壁内に入り込んでいることになります、最悪壁内結露が生じます。
壁内結露が怖い方はC値1.0以下をにして壁内結露を防ぎ、熱損出も減らすのが良いです。
ただし1種換気は負圧力(マイナス)が有りませんので漏れます、3種換気が良いです。