パークタワー東雲の検討板も14になりました。
有意義な情報交換をいたしましょう。
前スレ:http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/331898/
所在地:東京都江東区東雲一丁目1番6(地番)
交通:東京臨海高速鉄道りんかい線 「東雲」駅 徒歩7分
東京メトロ有楽町線 「辰巳」駅 徒歩10分
東京メトロ有楽町線 「豊洲」駅 徒歩16分
間取:3LDK・4LDK
面積:70.33平米~86.48平米
売主:三井不動産レジデンシャル
施工会社:清水建設株式会社
管理会社:三井不動産住宅サービス株式会社
[スムログ 関連記事]
湾岸タワマンにおけるゲゼルシャフトとゲマインシャフトの相克
https://www.sumu-log.com/archives/6184/
[スレ作成日時]2013-05-05 21:12:30
パークタワー東雲ってどうですか? Part14
1067:
匿名さん
[2013-05-18 08:06:58]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
効果がないと言っているわけではありません。
免震で効果が高いのは周期が短い地震動で激しく揺れる低層マンション、一戸建て。
激しく揺れる横揺れに対してはその縦長の構造上、耐震であれ、制震、免震に関わらず、建物全体が激しく横揺れすることはありません。
311東日本大震災の時に都内のタワーマンション、超高層ビルの揺れている映像を皆さんテレビ、ネット等で見られたかと思いますが、あのように比較的ゆっくり揺れるのです。
免震で期待できるとすれば、高層部のゆったりとした横揺れの幅を多少は抑える事ができるというくらいの事です。
タワーマンションは周期が長い地震動に反応します。
こちらはその長周期地震動に対してはオイルダンパーで対応しているという事ですが、オイルダンパーの役割は長周期地震動による横揺れを直接抑えるのではなく、横揺れが長く続くのを止める効果があるという事。
免震タワーマンションだと、一度揺れると基礎と絶縁されているだけに揺れが長く続く事になりますのでオイルダンパーでその揺れを収めていくというのが目的。
では、何故タワーマンションに大きな効果が期待できない免震装置をつけるかというと、次の3点が考えられます。
①揺れを抑える効果がある。
これは、確かに耐震、制震と比較すれば、ゆったり揺れる横揺れを多少なりとも抑える事ができるでしょう。この効果がないと、そもそも論になってしまいます。
②消費者に受け入れられやすい。
震災後は、しばらくは免震建物が人気となります。阪神淡路大震災の時もそうでした。
消費者の震災に対する意識の高まりで免震が安全だというイメージを全面に押し出して販売推進するデベロッパーの戦略。低層マンションで免震を推進するのであれば、理解はできます。さほど効果が期待できないと言われている超高層マンションをわざわざ免震にする事もないでしょう。
消費者も賢いので、免震タワーマンションだけが超人気というわけではなく、制震、耐震も全然問題なく完売しているタワーマンションが震災後、早速でてきています。
では何故免震タワーマンションを建てるのか?
こちらが、三番目の理由です。
③建築コストを安くする事ができる。
免震タワーマンションは耐震、制震と比較して、最も建築コストがかかるといわれているコンクリートの総量を減らす事で経済施工性を追求しているのです。
免震だと、①で述べたように、確かに多少の横揺れを抑える効果があります。
その分、躯体の耐力性を落として建築ができます。
こちらのスレでも話題になっている、梁、柱が目立たないという事は、つまり、それだけコンクリートの総量が少ないという事なのです。
現在の技術は昔と比べ、コンクリートの性能が格段に上がっています。超高層マンションに使われるコンクリートは高性能のものです。普通のコンクリートの20倍は価格が高いといわれるようなハイグレードのコンクリートを使用しているのです。
その総量を減らす事がデベロッパーにとって最大のメリット。消費者にとってのメリットではありません。それがあるとすれば、梁、柱が目立たずすっきりしていると、こちらによく投稿されているメリットなのでしょう。
以上、書かせていただきましたが、これはあくまで私の考えであり、本当は間違っているのかもしれません。また、検討者をミスリードするような意図もありません。
高価な買い物をするわけですから、いろいろな視点でじっくりと考えてみられたらいかがでしょう。