最低金利の今、繰り上げ返済するなら他で運用したほうが得!という気のちもわかりますが、やはり繰り上げ返済で気楽になりたい。実際どうなか!引き続き楽しみながら話し合いましょう!!
[スレ作成日時]2013-03-13 17:16:41
繰り上げ返済は愚か者?【Part3】
469:
匿名さん
[2013-05-11 00:42:15]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
速水優総裁時代
世界中でデフレを複数年続けた先進国は無く、政策金利をゼロにする事自体、考えられない時代だった。
世界中で前例の無いゼロ金利政策の導入、当時はかなりセンセーショナルだった。日銀は金融政策決定会合の議事録を10年後に公表しているけど、当時のやり取りからゼロ金利政策導入がいかに前例の無い事かが伺える。
時はITバブル。日本経済は復活すると誰もが思い、ゼロ金利政策にピリオドが打たれた。金利は正常化に向かい、バブル崩壊の後遺症はここでピリオドが打たれると皆が感じていた。
福井俊彦総裁時代
ITバブル崩壊後、金利をゼロ以下に下げられない状況から前例の無い日銀当座貯金残高を金融政策の目標とする政策が世界で始めて実施された。量的緩和政策である。当時、世界はバブル景気で、欧米では土地が常に高騰を続け、FRBは2003年当時1%だった政策金利を2006年までのたって3年間で5.25まで引き上げる。世界中のバブル景気と1ドル120円台の円安の恩恵で日本も好況となり、量的緩和、ゼロ金利解除と金利正常化への進む。いよいよ失われた10年は終焉となり、小泉政権末期にはデフレ脱却宣言を出すのではとマスコミが騒いだ。
黒田東彦総裁時代
異次元の金融緩和と言われる大量の国債買い入れを2年間行うと発表。ずっと拒んで来た銀行券ルールの廃止とインフレターゲットの導入で期待感から株高へ。
20年投資をやってる人なら今回の黒田緩和が過去2回と比べてインパクトが少ないとは思わない?ゼロ金利、量的緩和は日本が世界に先駆けて導入した政策で今の欧米の手本となっている。(反面教師の面もあるが)それに比べて黒田緩和はFRBが5年まにQEですでにやってる内容。どこも目新しいところが無い。しかも2006年当時と違って欧米など輸出に頼った景気回復がみこめない。さらに原発問題によるエネルギー問題での貿易赤字で当時みたいに円安によるメリットは少なくなっている。輸出製造業も当時に比べて競争力が落ち、中韓勢に押され気味。
そんな状況下、金融政策だけで日本経済復活出来るって思える事が不思議。今は白川総裁時代の反動からサプライズ緩和で上げてる可能性は否定出来ない。2001年、2006年当時も今回は本物だって多くの人が言っていた。
今回の上昇局面が本物かもしれない事は否定しないが、過去と同じように結局期待先行で例えば欧州債務問題の再燃で再び数年の足踏みなんて可能性は高いような気もする。
過去の教訓に学べない人は投資なんてやっちゃいけないと思うよ。とても20年投資やってる人とは思えない。