夏涼しい家
1582:
マンコミュファンさん
[2012-09-09 11:56:28]
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by 管理担当
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マンコミュファンさん
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つまりバッファ機能は日較差や季節変動時の温度・湿度変化を緩和する役割しか持たないということです。
そのため当然ながらプラス効果でなく以下のようなマイナス効果もあります。
・コンクリートやアスファルト蓄熱によるヒートアイランド現象や熱帯夜の増加
・正月休暇明けのログやコンクリート建物の底冷え(冷輻射)
・地下鉄、地下街の篭り熱
・乾燥期に加湿しても湿度が上がりづらい(吸湿されてしまう)
・夏にエアコンを付けても一定以上は室温・湿度とも下がらない(エアコン好きな人にはマイナス効果?)
経済性のみを考えるのであれば逆にバッファ効果を小さくして、屋外条件から遮断し機械的な設備で温度・湿度調整を行うといった方式のほうが有利である可能性も高いでしょうね。(これが高高+常時空調派の主張かな?)
個人的な好みからすれば、停電した程度で自宅が不快な環境になるのはイマイチと感じるので機械的な設備に頼らない対策方法のほうに魅力を感じます。
まあ汎用的な家づくりの暑さ対策手法としては以下ぐらいが良いでしょうね。
・日射対策として南面は軒を伸ばして夏の直射日光が窓に入らないようにする
・西面の窓は夏はオーニング、グリーンカーテン等で対策する
・屋根や壁の色は、遮熱性を考慮して濃色系は避ける
・屋根材は遮熱性が高く、瓦面でも通気層が取れる屋根瓦系を採用する
・断熱は屋根断熱として断熱材を多めに入れて、通気層を設け排熱できるようにする
・熱が1F->2F->天井と流れる構造にして、最上部にできる熱溜まりから排熱できるようにする
・通風できるような窓(網戸付き)を南北両側に設け、屋内に風の通り道ができるようにする(窓の防犯策も必要)
・天窓を設け、夜間開けてドラフト効果で排熱できるようにする