どこのHMがどちらの建築方法を使っているのか。
そして両方のメリット&デメリットを教えてください。
[スレ作成日時]2008-01-14 14:55:00
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金物工法と在来軸組工法 詳しく教えて
18:
ちょこっと関係者
[2009-06-30 16:25:00]
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非常に大きくて、大工さんがそこをもってかついだらポッキリ折れたという
話はよく聞きます。
金物工法は、特に通し柱で断面欠損がないのは大きいです。
古民家の大黒柱は4方から梁が取り付くので、思いっきり太くなっています。
これは断面欠損が大きい為に太い柱を使っていると言うことで、大黒柱で
家全体を支えてるわけではありません。
家の垂直加重はそれほど大きくないので、ジョイント部にかかる固定加重は
どの工法もあまり問題ありません。
現在の在来木造は耐力壁でもっているので、耐震性能は壁の問題です。
ただし、引き抜き力が梁や柱にはかかります。
普通の工法は外側から、あとづけで金物で補強しますが、金物工法では
その必要がありません。結果として施工ミスが少ないです。
すべてのジョイント部に耐力が出るのもいいところです。
いまのプレカット仕口に比べれば、変形にもある程度は強いので余力と
考えてもいいかもしれません。
実物大の家の加震実験をしたものがありますが、耐震レベル1の金物工法は
通常在来の耐震レベル3と同じ耐力がありました。
集成材しか使えないのは難点でしたが、「富士北山の木」のように
無垢材でも金物工法が使えるところが出てきています。
ちなみに、金物工法は普通にプレカット売りしてるので設計事務所+工務店で
建てられます。