まなかな
45:
名無しさん
[2023-08-04 18:03:39]
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45:
名無しさん
[2023-08-04 18:03:39]
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芹亜にそそのかされた徳須が電話で麻衣子をロッジへと誘っている。
それを傍らで聞いてる唯美と芹亜。
(劇中にその描写はないが、その時間帯に電話するよう芹亜が指示していたのだろう)
食事からなかば強引にホテルへ連れ込まれた自分との扱いの違いに平静でいられない唯美。
(ここで唯美の独白で「嫉妬?」との言葉が入るのだが、その後の展開を考えると、それだけでは片づけられない)
そして麻衣子が出かけた後、芹亜は徳須と唯美との関係は何もかも自分に筒抜けなのだとブチまける。
「赤い糸」がお手軽な口説き文句でしかないことも、徳須が絶倫であることも、唯美とどんなことをしたのかを芹亜に話していることも。
「あんたはさ、徳須さんにしてもらっただけで、有り難いと思いなさいよ」「彼、あんたとはセックスが合うって言ってたよ。これからもずっと付き合いたいって」
普通なら百年の恋も醒めてしまうような状況だと思われるのだが、それでも唯美は徳須に執着する。
芹亜によれば、徳須はまれに見る逸物の持ち主なのだそうな。
ここで活きてくるのが、唯美の経験人数二人という設定で、その男たちや現在の冴えない彼氏・森下とのあまりの違いに圧倒され、離れ難くなっているのだ
(バージン設定なら逆に男というものに対する幻滅から間違いなく別れていただろう)
加えて(これも劇中では明言されないが)麻衣子に対するコンプレックス。
唯美の実家も裕福とはいえしょせん成り上がり者で、根っからのお嬢さまの麻衣子とは比べ物にならない。
容姿も麻衣子の方が美人度では上でかなわない。
唯美の拠り所は芹亜から聞いた徳須の「セックスが合う」、その言葉だけなのだ。
そこまで掘り下げれば、唯美の徳須に対する執着も、芹亜がそこまで見抜いて唯美を自らの意志で「汚れ堕ちていく」ように仕向けていることも納得がいくのだが、
大半の視聴者にとっては、唯美の反応は理解しがたく、「このセックス狂いが! 勝手に汚れて堕ちて行け!」としか思われない。
(まあ、それが制作側の意図したところなのだろうが)