住宅設備・建材・工法掲示板「ハイスピード(砕石パイル工法)」についてご紹介しています。
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匿名さん [更新日時] 2020-11-21 17:11:06
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ハイスピードという、砕石パイル工法が増えているようですが、
軟弱地盤で、支持層が10mの深さにあったりする場合でも、この工法は安全なのでしょうか?

水はけがよくなって地盤沈下に強い工法だということなので、
沼や池をつぶしたような土地にはもってこいなのでしょうか?

[スレ作成日時]2012-08-12 11:02:38

 
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ハイスピード(砕石パイル工法)

75: とある建築士 
[2014-12-08 19:40:17]
建築士をしている者です。
下記はあくまでも私見です。

地盤改良でどれを選んだら良いか?悩むところだと思いますが、
ズバリ、実績です。
実績が多ければ、それだけ問題が少ないということ。
問題や手抜きが無いということではありません。

地盤内は施工後、誰も確認が出来ません。
唯一の確認方法は、地震など大災害が起きた時にどうなるか?
これしかありません。

地震が起きて、家が傾かなければ、
工法が正解、手抜きではなかった。
ということになります。

残念ながら、これしか手段はありません。

施工確認は、施工会社の報告書を信じるしかありません。

ハイスピード工法ですが、正直、実績が無いので、
おススメは出来ません。
建築士である私なら、採用しません。

・実績が少ないこと
・施工加盟店を募集していること
 ⇒積極的に募集する必要があるということ
・杭周辺の土が移動すると、杭も崩壊する=地盤沈下する
・砕石と砕石の間に隙間がある=土が流入する=周辺地盤が緩くなる=沈下しやすくなる
・平板載荷試験で強度を確認する必要が有る=ここが結構、問題です。
 ⇒平板載荷試験は地盤強度が高く出やすい試験方法です。
  住宅で一般的に使われているスウェーデン式サウンディング試験よりも強度が高めに出ます
  スウェーデン式で強度が出ないから、平板載荷試験でやって、強度を高く出して、
  地盤補強は必要ないという判断を、あえてすることもあります。
  全否定はしませし、違法ではありませんが、その姿勢、モラル的にどうなのかと。
  また、杭の長さは深度が深いですが、平板載荷試験は表層(地面近くの深さまで)しか試験出来ないため、
  杭深くまで、強度が出ている検証は出来ません。
  よって、平板載荷試験で強度が出ているから大丈夫ということにはなりません。
  やらないよりは、やった方が良いですが、そもそも、試験方法が的確ではありません。
など。

では、どうしたら良いのか?

保険を掛けるしかありません。万が一のリスクヘッジに。
個人で出来ることはこれだけです。

ただし、地盤保証は完全ではありません。
地盤保証に入っているから安心だというのはまやかしです。
残念ながら、これもまた事実です。

こういったことを受け止めながら、業界改善に取り組んでいます。
同じ業界人として、残念ながら、情けないですが、
ダメなことを大丈夫といって、本当のことを隠して、
商売している人が多いのも事実です。

業界を良くする努力を日々、続けます。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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