新築を希望している者です。いろいろ研究していく中で
外断熱、リフレクティックス、CW断熱(ウレタン遮熱工法)の中から選択しようと考えておりますが、採用されている方がいれば、ご意見をいただけないでしょうか。
http://www.fsatake.co.jp/reflectix.html
http://www.mx-eng.jp/cw.html
http://www.wingate.co.jp/
[スレ作成日時]2012-07-28 20:09:55
CW断熱(ウレタン遮熱工法)
8:
匿名さん
[2012-07-29 17:16:17]
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アルミ蒸着シートについて
アルミ蒸着した透湿防水シートは、色々あるがフクビ化学工業でも販売している。
http://www.fukuvi.co.jp/product/result.php?st=category&c1=4&c2...
両面アルミ蒸着したシートはお勧めできない。理由はアルミ等の反射率が高い物質は、熱伝導率が非常に高く接地した場合熱を即伝える。接地すると逆効果になる。 接地しないでテントのように張るならいい。
遮熱効果を上げる為にはアルミ面側に最低でも15mm以上の通気層(空間)が必要(出来れば20mmそれ以上)その通気層が最上階で外気に通じていることが条件(棟換気ができる構造が必須)。
そうすれば、熱い空気はアルミ面で反射され通気層を経て外部に放出され輻射熱による影響を受け難い。
防湿シート(気密シート)について
夏は湿気が室内側に移動、冬は逆に外側に移動する。防湿シートは完全に湿気をシャットアウトだから、そこで温度差があれば飽和水蒸気レベルを超えた時、水となる(結露)。使用するなら室内側で石膏ボードと断熱材の間に。構成は外側から外壁、通気層、透湿防水シート(遮熱タイプ アルミ面は外側)、耐力パネルか2X4なら合板、次に発砲ウレタン断熱材を吹き付、防湿シート、石膏ボード、クロスとなる。アルミ蒸着の防湿シートは不要と思う。
多分 高断熱だと熱交換型第1種24時間換気を使用する。その場合電源は、DC駆動がいい、音と消費電力を抑えられる(電気代AC駆動の約1/2)熱交換型は全熱型より顕熱型の方が、湿気を交換しないというデメリットがあるが、ランニングコストが安い、臭いを吐き出す、外気の新鮮な空気を入れられる。(全熱型は約半分という報告もある)。
断熱材及び遮熱シートについて
断熱材の熱伝導率がいくら低くても完全断熱は不可能、熱の移動が遅くなるだけ。そういった意味で遮熱シートを断熱材と組み合わせるのはいいと思う。
遮熱シートは通気層を設けてアルミ面を室内側にすると保温効果があり欧米で用いられている報告がある。(遮熱用途して使われていない)
家は建坪52坪、2x4工法、屋根材ナノルーフ。
外壁: ヘーベルライト 50mm厚、通気工法(通気幅15mm)
透湿防水シート:通常(遮熱シートを採用しようとしたが、屋根の部分ができない(経験ない)と言われた。屋根の遮熱が大きな目的であった為辞めた。外壁をヘーベルライトにし、壁の輻射は軽減できると考えた(ヘーベル50mmは木材50mm厚の熱伝導率とほぼ同等)
断熱材:吹き付け硬質ウレタンフォ-ムB種2(熱伝導率0.026単位省略) (厚さ 壁部50~80mm、屋根部100~180mm)床 スタイロエースⅡ65mm厚(熱伝導率0.028単位省略)
石膏ボード厚12.5mm
本日冷房を切り窓を開放、温度上昇が止まるまで放置させてみた(第一種換気は通常動作)。リビング(20.6畳)が32℃で上昇が止まり(約1時間変動なし)、その時の玄関の外の温度は38℃を示した。他の部屋を計測したら2F 屋根裏部屋(3F)までほぼ32℃と同一だった。多分外気と平衡状態になったと思う。玄関が38℃を示したのはコンクリートの輻射熱の為。
次にエアコンを28℃に設定しリビングの窓全部とドアを閉め駆動させた。エアコンはパナソニックCS-560CF2-W 18畳で20.6畳のリビングには能力不足だが約10分で30℃に到達した。消費電力は0.7~0.9kw(太陽光パネルを積んでいるので数値はモニターの数値。
前の家は21年前に建てた在来工法の家、100mの至近距離に今の新しい家を今年3月末に建てた。発砲ウレタン吹き付けたの感想は、冷房の効き具合をはっきり認識できる。前の家は、一度消してしまうと冷えるまで相当な時間がかった。そのため夏場は冷房を消さずにいた。夏の電気代は2万円超えるのが普通でたまに3万円になることがあった。
家は、2x4で現場吹き付けだから気密シートは必要ないと言われたが更に高気密断熱にするなら気密シートで天井まで覆ってもよかったと思ってる。空気の移動が生じなければ温度の変動は起きない。C値が上がると断熱効果は更に高まるのはそういうことなんだろう。
断熱材は熱伝導率にもよるが出来るだけ厚くするといい、特に天井は200mm以上あってもいい。