『木造軸組工法住宅の許容応力度設計』(財)日本住宅・木材技術センター<通称グレー本>
の耐震壁の巾/高さに関して記載されている↓の文言に関してなんですけど、
筋交い
L≧90cm、かつ、H/L≦3.5
合板
L≧60cm、かつ、H/L≧5
「筋交いによる耐力壁の長さ(柱芯間隔)は900mm以上かつ高さ(梁天端間)の1/3.5以下」って事?
「合板による耐力壁の長さ(柱芯間隔)は600mm以上かつ高さ(梁天端間)の1/5以下」って事?
仮に合板/幅910/高さ2990だと、高さ上限は幾つになるのでしょう?
2990÷5=598でL≧60cmをクリアしてないからアウトって事?
或は、
2990÷910が5以下(3.28≧5)でOKって事?
どっちなんでしょう
あと、ついでで申し訳ないんですが、耐震壁で筋交いと合板を併用した場合は、筋交いの基準を優先って事でしょうか?
どうもスミマセン、宜しく御願い致します
[スレ作成日時]2012-07-04 16:15:58
耐震壁の巾/高さに関して
15:
匿名さん
[2012-10-31 20:02:58]
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ただし柱の全てが一間間隔では、鉛直加重としてどうなのか疑問はあります
しかしこれは一・二階面積に対しての柱数配置なので、図面を見なければ判りません。
構造用合板での耐力壁としては、45ミリ間柱では釘の保持性不足の懸念が大きいです。
しかしながらこの厚みでよしとされるのが実情でしょうか。
実際には施工性もあるので、柱を入れてしまった方が間違いないと考える設計者が大半で
現場も打ち損じの心配がなく施工し易いです。
ちなみに筋交いを入れた中央の間柱で合板を継いでも、合板は耐力壁にはなりません
筋交い交差で間柱がカットされてしまいますので、間柱には強度がありません。
縦張りではなく横張りで合板を入れれば、一応の耐力壁にはなります。