子供部屋について、子供はいずれ巣立つので部屋は小さくてもいい、今は1部屋だけどいずれ仕切り将来は元に戻して趣味の部屋にするなど、狭くても部屋があるだけ有り難く思え的な子供部屋を軽視する意見が多いですよね。
そういう意見を目にするたびに何のため誰のために家を建てるのかなと思ってしまいます。
土地や予算の関係上仕方ない方もいらっしゃるでしょうが、子供部屋を確保出来るにも関わらずプライベートルームやその他に重点をおく方は子供が巣立ってから自分の拘り満載の家を建てればいいのにと思ってしまいます。
[スレ作成日時]2012-03-13 14:02:03
子供部屋論争について
11:
匿名
[2012-03-13 17:09:39]
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それも素晴らしい考えと思います。
ただ、子ども部屋が小さくてもいい、将来仕切れる程度にして可変性を残しておくと考える人が、子どもを軽視しているわけではありませんよ。
私の拙い経験ですが、団地などで個室を与えられずに育った人達(現在は大人)にそれが不幸せだったかと聞くと、そうでは無いんですね。自分の机、というプライベートゾーンがあって、そこは決して親が触らなかったそうです。勿論、学校などで見てない時間もあるんですが、「うちの親は見ない、触らない」という信頼関係があったそうです。また小さい家だから?羨ましいくらい家族の仲が良かったです。
かたや、翻って、私が育った家を振り返ってみると、うちの親は子ども部屋に平気で出入りする人で、修学旅行などで私が数日家を空けて帰ってくると、勝手に家具の位置が変わっていたりと、母好みに模様変えされてしまう家でした。こういう家だと、どんなに広いスペースが「子ども部屋」という名前で与えられていても、その場所は「私の部屋」ではなく、「親の部屋」なんです。
(文句を言うと「私の家だ。嫌なら出ていけ」とよく言われましたね。)親は全く気づいていませんでしたが。
そんな子ども時代を振り返って思うのは、大切なのは子ども部屋のスペースの大きさではなく、共同生活を送るなかで親側が最低限持つべきマナー、プライバシー感覚なのではないかと思います。子どもの育ちに応じて、親も子離れする精神がないと、場所だけ用意しても無意味ですね。
更に、よく聞く、個室にパソコンやテレビなど、子どもが籠もれる環境を作ってしまう例も、どうかと思います。(スレ主さんがそうだと言ってるわけではないですよ)
子どもは成長過程のなかで、生身の人とコミュニケーションを取ることを学んでいくわけですから、親がわざわざその機会を奪う必要はなく、多少「不足」というものがあった方が良いのではないかと、思います。
そんなわけで、我が家は子ども部屋は最小限のスペースで良いと思ってます。
それが成功だったか、失敗だったかは、数十年後に分かるでしょう。