その10です。
その9では、原発事故前の経産省の資料でオール電化による原発推進が明記されていることが新たな火種に。
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90224a04j.pd...
電力負荷平準化により夜間電力需要が創出される等により、ベース電源で
ある原子力発電の導入余地の拡大や設備利用率の向上が図られる。
電力負荷平準化対策(③ボトムアップ効果)
CO2冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)→15ページ目
原発おじさんvs原発オール電化おじさん!
原発推進と地球温暖化を主張するバトルはまだまだ続きます。
[スレ作成日時]2012-02-17 23:15:46
オール電化VSガス 【その10】
112:
匿名さん
[2012-02-20 18:38:08]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
都合が良い時間軸?
原発稼動時から原発代替電源に切り替わるまで、長めに見積もって10年、おそらく5年後以降は順次代替電源に切り替わっていくのに、その短期間のデータで将来を語るより現実に即していますが?
現在新築戸建を検討している人の、オール電化かガス併用か、と言う選択肢にどちらのデータが役に立つか、と言う視点から見れば現在の機器価格でここ5年~10年程度の短期的な環境負荷を無視した長期展望を考慮するほうが妥当だね。
それに長期展望といっても、全く現状に適さない将来的な話と言うわけでもなく、かなり現実的な主張をしているつもりなんだけど?
東京電力の事例で2月低負荷時間帯の発電量をピーク時からおよそ1500万kWhダウンと紹介していたが、電気予報のデータから冬季ピーク時約4500万kWh程度、夜間の負荷を3000万kWhと推定すると、全電力平均のピーク時とボトム時の差は約45%と言うデータと合致しないため、夜間負荷の3000万kWhには揚水用の電源が含まれていると考えるほうが合理的。
東京電力のH22年度認可発電出力は、水力898万kW,火力3870万kW,原子力1731万kWで、火力の構成は石炭160万kW,LNG/LPG2627万kW,石油1083万kWだから、石炭とLNG/LPGで2787万kW、水力の大半が揚水なので流れ込み式水路はせいぜい50万kWと仮定した場合2837万kWになる。
ただし設備稼働率を考慮していないため、東京電力の夜間電力発電量を設備2837万kWに稼働率80%を適用し2269万kWとし、他社受電や融通受電を確認すると、震災前のデータでH22年度実績では受電495億kWh,融通58億kWhとなっており、1日平均15151万kWhとなり、H22年度他社受電,融通を含む電源構成から太陽光はほぼ無視できる量しか受けていないため、24hで割ると631万kWとなる。
残念ながらここからは推測値となるが、現在東京電力は他社受電,融通を増やしているという情報があるので、受電,融通631万kWの20%UPと仮定すると758万kWとなり、東京電力夜間自社発電と受電,融通の合計がほぼ夜間電力発電量と一致する。
つまり、現時点の電源構成でも節電及び他社受電,融通で、ほぼ夜間の原発離脱分をカバーしている。
あらら、
>今なら今の発電所構成、CO2排出係数をベースにすべきですね。
と言っても、こっちの主張にはほとんど影響が無いことが判明しちゃいましたよ・・・
なんだかデータを出せば出すほど、ガス屋の原発おじさんの主張に無理があることが明らかになっていくんですが?