父が施設に入っているためいずれ引き取ることもあり車椅子対応でと要望とその趣旨を話し建築をお願いしました
家が完成して父を試しに泊めることにしたら車椅子は押しても壁にぶつかりながら無理をしないと通れないトイレの入り口までしか入れない
自走なんてとても無理です
大工さんに話したところ私たちが言ったほど車椅子はそんなに重要視していなかったとのこと
改築をお願いしましたが費用はわたし達が全額負担することが条件にだされました
建てるときに設計図はみせたはずですといわれ大工さんのほうには落ち度がないとの態度
わたしたちが勉強不足で廊下の幅やトイレの間口まで確認しなかったのがいけなかったのでしょうか?
最初に車椅子対応とお願いした時点で安心、信用していたんです
このような場合どうしたらいいのか
どなたかおしえてくださいm(__)m
[スレ作成日時]2012-01-20 09:27:47
注文住宅を建てましたが
55:
匿名さん
[2012-01-22 09:47:37]
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NO.27さんの様な、単純に公庫のバリアフリー基準なら大丈夫だと思われて
しまう方も少なくないので、住宅建築のベースとなるものが
バリアフリーと謳っていても、実際には如何に寂しいものであるかは
残念ながら現状少なからず、必要とする施主側が知っておくべき事です。
まず最低有効巾78センチ、これは通常尺スケール3.5寸柱でクリアする寸法であり
決して特別なものではありません。
逆にその既存の住宅寸法に、バリアフリーとして寸法を合わせたと考えていいもの
所詮はそのレベルで謳っている、実生活には則さない寸法とも言えます。
そして開口部の75センチ、これはドアであればドア枠を外すことで対応出来れば
良いとされています。
(近年の家ならドア枠は、手で簡単に外す事が可能なものが少なくありません)
つまりは、フラット35S準拠で作って貰えばバリアフリーである。
などと実際には言えない現状がある事を、私達は最低限知るべきです。
もし「バリアフリーでお願いしたのに実際は違う、使えないから訴える」
としたい場合でも、基準となるもの自体が低いのですから
その基準を逆手に取って業者側が「必要十分を満たしている」と言いますので
勝ち目がないでしょう。
これらは現状の基準となる数値が寂しい限り、施主側で要求して行かない以上
黙っていても十分なものを満たす事は難しい、そう知る事が慣用です。
何と言っても、その仕様を必要としていない施主が多いのですから
必要とする施主は「これだけ必要である」と言わなければその望みは適わないのです。