寒冷地(北海道)次世代省エネクリア住宅のヒートポンプ暖房(オール電化住宅)のランニングコストは?
29:
一戸建てを夢見る20代
[2009-10-26 22:49:48]
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一戸建てを夢見る20代
[2009-10-26 22:49:48]
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Q値の意味は、外気と室温の差=内外温度差と延床面積により表現されます。
内外温度差が1℃あたり、また延床1㎡あたり、何ワット熱が逃げるか?
単位はW/m2℃で表されます。
つまり、簡単に計算すれば・・・
①延床40坪(仮定)=132㎡
②冬季平均外気温=-2℃
③平均室温=23℃
④Q値1.6
逃げる熱=1.6W/m2℃ × 132㎡ × 25℃(つまり23℃の室温と外気との温度差)
=5280W (家全体)
ワットは1秒あたり1Jの熱になるので・・・ 5280J/sec
5280J×3600sec=19008000J/h
1cal=4.186Jなので
19008000÷4.186=4540850cal/h=4541kcal/h
と計算できます。
ちなみに、20℃一定の時は・・・
1.6×132×22℃=4646W
比較すると、5280W÷4646W=113%程度
なので13%とお答えしたわけです。
住宅を省エネで過ごすには、もちろんQ値が小さいことも重要ですが、
温度を上げて生活するライフスタイルより、温度を控えめで過ごせる生活をすることが大事なのかも、と
ぼくは思います。
余談:
さらに計算してみます。
Q値が1で室温23℃の場合(40坪)
1×132×25=3300W
Q値が1で室温20℃の場合(40坪)
1×132×22=2904W
Q値が1.3で室温20℃の場合(60坪)
1.3×132×22=5662W
60坪もあるような豪邸は、少なくともQ値が1.3は切らないと40坪の家からの放熱より
結局、放熱は多くなりますね・・・・。
<IBEC:建築環境省エネルギー機構(次世代基準などを策定してたはず)>
http://www.ibec.or.jp/pdf/sjuutaku7.htm
<住宅断熱性能の測定プロのコーナー札幌さん>
http://www.konasapporo.co.jp/Heating/HeatLoss/HeatLoss.htm