(23区物件とは関連のない地震情報ですでの、【特設】地震津波災害・原発事故 情報交換板
に移行しました。同様スレの乱立を避けるため、タワーマンションの地震時の安全性については、こちらへの投稿をお願いします。)
耐震構造を備えた超高層マンションは概ね直下型地震に強いと言われていますが、6階建以上に大きな被害をもたらすことのある長周期地震動など対しては脆弱であるといわれています。
それについては様々な憶測が飛び交っていますが、公共機関が提供している危険情報などを正確に分析する能力を身につけ、過度の安心感や畏怖感ではなく、正しい判断と対策ができるようになりましょう。
以下を参考にしてください。
地震調査研究推進本部事務局(文部科学省研究開発局地震・防災研究課)
http://www.jishin.go.jp/main/index.html
長周期地震動予測地図2009年試作版
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/09_choshuki/index.htm
地震に関する地域危険度測定調査(第6回)(平成20年2月公表)
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/home.htm
首都直下地震による東京の被害想定報告書
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/japanese/knowledge/material_h.html
東京の液状化予測図
http://doboku.metro.tokyo.jp/start/03-jyouhou/ekijyouka/index.htm
前スレ: http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/92018/
前々スレ: http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/84208
[スレ作成日時]2011-04-14 23:33:02
地震の時、タワーマンションは大丈夫? その5
266:
256
[2011-06-21 22:26:31]
|
>リスク = 想定される被害 × 起こりうる頻度(確立)
同意します。
直下型地震の場合、想定される被害は「免震」「制震」のような「相当の対策」を施されている傾向にある超高層の方が低くなります。
起こりうる頻度については中低層と超高層は同じ条件下にあるため、結果的に超高層のリスクは低くなる傾向にあると言えると思います。
長周期型地震動の場合、中低層は想定される被害は限りなく低くなります。
超高層は共振を起こすことにより建物への影響は設計数値を超える恐れがあります。
(既存マンションは長周期対策がされていない建物が殆どなので当然です)
起こりうる頻度は、長周期型は震源地までの距離が遠いことが特徴であり、超高層に影響を与える地震の数が中低層よりはるかに増える=高確率になると言えます。
直下型で威力を発揮する「免震」「制震」も役には立たない。
総じて、起こりうる頻度が高い時点でリスクを押し上げてしまっているのではないでしょうか?
そこに「想定されていない」被害が加わるということです。
「日本の発は多重の安全システムに守られたエネルギー。事故は起こさないでしょ。」
ここで終わらせれば、また理解する気がないと書かれるので長周期対策マンションについて。
「デュアル・フレーム・システム(大林組)」を採用したマンションがあるが、こういった長周期対策を行った超高層がリスクの少ないマンションとして興味深く思う。
こういった技術を取り入れた超高層マンションは飛行機に例えればフライ・バイ・ワイヤを取り入れた飛行機ということでしょうか。
従来型免震超高層マンションと同様に起こりうる頻度は中低層より高いが、想定される被害は直下型・長周期型を通して低いと言えるでしょうね。