新スレッド立てました。
オール電化とガスどちらにするか迷っています。
電気供給会社のHPを見ると電気かなと思いますが
ガス事業者に聞くと電磁波が・・・などといわれます。
床暖房を使用する前提だとどちらがよいでしょうか?
↓【前スレ】
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/18224/
[スレ作成日時]2011-03-10 19:26:05
オール電化VSガス 【その2】
474:
匿名さん
[2011-04-03 00:17:28]
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
>>火力発電でも石炭火力のように昼夜平準化が困難な発電所もあるし、
>困難でなくとも、夜回すことには意義がある。
>電気は貯めるのが難しく、設備投資がピークに合わせざるを得ない。
電気の原価について考えてみましょう。(細かい科目は除く)
発電において、設備投資は固定費になります。これは一旦資産計上されますが、
減価償却によって費用化されるため、一定額で費用計上されます。
他方、火力発電では、燃料費という変動費が発生します。
これは生産(発電)に使用する分に応じた燃料が必要であるためです。
昨年度東京電力で1兆1000億円の燃料を購入しています。
減価償却費は1600億円となっています。(有報より)
つまり火力発電の原価において、燃料が占める割合が圧倒的に高いのです。
(汽力発電費1兆5000億弱で、この2つがかなりの割合であり、
この2つ以外はとりあえず無視します。)
今の時点でも燃料費が多大にかかっているため、
夜間、できるところは火力発電所で運転中止している(※)のに
設備投資のピーク能力で、夜に発電を行ってしまったら、
さらに燃料費がかかることになります。
(※)
http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/fire/sw_index_03/index.html
もうここまで言えばわかると思いますが、念のため。
需要は電気の場合、日中が大きく、夜間は少ないです。
ピークに合わせて発電をするのであれば、夜間は供給過多になります。
どれだけ使っても減価償却費は変わらないので、
投下資本(1600億円)の効率を生産数量だけの面で最大にするためだけなら、
最大で生産するというのは間違ってはいないかもしれませんが、
そのために、燃料費(1兆1000億円)をさらに膨らませようというのは
素人でも無駄になるとわかるはずです。
さらに、経営においては利益の最大化を追求するのが基本となりますので、
そのための方法としては、需要以上に生産しないことが基本となります。
お分かりの通り、電気をためるのは難しいので、無駄に生産した製品(電気)は
すべてロスになります。
しかも燃料費はかかります。
夜間に需要がないのに、設備を無駄に、しかも燃料を使ってまで
燃やす必要はないのは、常識的に考えればわかることです。
わからないのは、わけのわからない人に騙されて
一つ覚えで言いまわってしまっているか、
極度に経営センスがないのだと推測します。