プラウド恵比寿っていかがでしょう
616:
匿名さん
[2011-05-22 23:36:10]
|
||
by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
スムログ 最新情報
スムラボ 最新情報
616:
匿名さん
[2011-05-22 23:36:10]
|
||
by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
本当の完売かどうかは自分で判断を
参考までに。
例えば、昨日付の日経産業新聞のニュースで
「マンション首都圏発売、営業自粛響き27%減 契約率は70%台維持」
なんてのがあります。
マンションの(初月)契約率、というのはぜーんぶ「事業主発表」なのです。
もし、100戸出して本当に100戸売れていれば、それは100%と言います。
でも100戸出して20戸しか売れていなかったら・・・・
業界の常として、絶対に「20戸」とは言わないのです。
まあ、わりあい正直に言って倍の「40戸」。
普通に言うと「55戸」くらいのラインでしょうか。
なぜ、そんなウソをつくのかというと、
自分たちの売っているマンションが「不人気」の「売れ残り」物件だと
世間に知られるのを恐れているのです。
もし、それがわかるとますますモデルルームに客が来なくなるし、
やってきて「値引きしろ」と要求されます。
だから、売る側は何が何でも「このマンションは売れています」、
「あなたが買わなくても他に買いたい人が何人もいます」という
ポーズをとるワケなのです。
そのために、市場調査会社から「現在何戸売れていますか?」と聞かれたら
100戸の物件が20戸しか売れていなくても「55戸は契約済みです」と
平気の平左でウソをつくワケです。
そして、調査会社はそんな事情など百も承知していながら
その「自己申告数字」を積み上げていって
「初月販売率75%」などというデタラメな数字をシレっと発表するのです。
だから、あの手の発表で初月契約率が70%どころか、
60%を下回ったこともほとんど記憶にありません。
実際は30%台でも、発表はいつも70%超。
あんなデタラメな数字はめったにないでしょう。
そんなもん、この業界では「第1期」で全住戸の半分くらいを売り出すのが普通。
そこで売出分の半分の50%が売れれば、全体の25%が売れたのと同じ。
初月に4分の1もうれれば、それこそ万々歳。
というのは、初月に4分の1売れるほど市場に支持されていれば
早ければ2,3か月・・・遅くともその後1年位で残り全戸が売れます。
つまり、完売の見通しがたつのです。
でも、そんな物件はいまどき全体の半分あるかどうか。
だから、実際の初月契約率なんて、本当のところは40%くらいかと推測します。
よくみなさんがモデルルームにお出かけになって、
壁に貼ってある価格表にバラがいっぱい付いているのを見ると思います。
これは長谷工アーベストがウン十年もやっている古典的手法です。
選挙報道の場合は、ピンクのバラは「当選確実」、赤は「当選」。
でも、モデルルームの場合は「契約済」と「商談中」はもちろん、
「売れ残り」や「未販売」にも堂々とド派手なバラが付いています。
それも、販売が始まって1か月もすると半分以上の住戸には
必ずバラが付いています。
ポツン、ポツンとバラが付いている価格表など、あり得ません。
まあ、そういった実態に慣れていると
「初月契約率70%」などという数字も、かるーくスルーなのですが、
世の中には真面目に信じている人もいるのではないでしょうか。
「規制緩和」ということがよく言われていた時期がありますが、
不動産業界に限っては規制を厳格にすべき点が多々あります。
特に、消費者保護という観点が他業界に比べて著しく希薄です。
業者同士が騙し合うのは仕方がないとして、
エンドユーザーに対しても「騙される方が悪い」という価値観が
まだまだエラそうにはびこっています。