輸入住宅として売り出しているヘリテージホームさんを検討中です。
全国的なホームビルダーさん並のお値段と聞いていますが、
造作が多く手作り感に好感を持っています。
既にお家を建てられた方、これから立てようとしている方、情報交換しませんか?
[スレ作成日時]2008-12-05 21:24:00
青森・盛岡・仙台 ヘリテージホーム
134:
職人さん
[2020-05-28 09:15:44]
|
40年ローンにする根拠はあるんですよ。
ひとつは、「返済比率」の問題です。
年収に対する、返済額の比率が金融機関で決められています。この比率が高くなるほど、返済が滞る危険がある人物と見られます。金利や保証料を高く設定されることもあります。
例えば、年収500万円の場合、返済比率を25 %とすると年間125万円の返済が上限です。これは自動車ローンも含めます。
住宅ローンに使える返済額を年間100万円とすると35年で利息込み3500万円、30年で3000万円にしか借りられません。
しかもこの計算をするためには、審査用の金利を使用します。公表はされていませんが、2%程度でしょう。なので借入額はさらに小さくなります。
これではまともな家が建ちません。
返済比率を下げるために、年収の低い地域では40年ローンが開発されたのです。
年収の何倍という言い方・基準は、銀行では存在しないと思います。返済比率から逆算したおおよその借入額の目安として言う人もいますが。
ではなぜ40年ローンにしてまで高い家を買わなければならないのでしょうか。
それは、建て替えのサイクルの問題です。20年で無理なく返済できる家は当然安い家になります。ローコストの家が40年間建て替えが費用だと信用できるでしょうか。日本の家屋の解体までの平均は25年です。
ある程度の値段の家を建てて、寿命を延ばさないと逆に損をするんです。
ローコスト住宅に40年ローンを勧める営業マンなら、そりゃ売りたいだけかもしれませんね。
あとは、子供さんがまだ小さい場合、学費がかかってきます。学費がかかる期間の負担を減らすために40年ローンに引き伸ばし、卒業後に繰り上げ返済を始めて返済期間を短くするのが安全ではないですか?
40年ローンを勧められたからと言って、「売るしか考えてない営業マン」というのは、ちょっと早とちりですね。もちろん売りたいでしょうけど・・・
自分はヘリテージホームで建てず、大手の軽量鉄骨の家にしましたが、このあたりの知識はヘリテージホームさんで教えてもらいました。ヘリテージの予算より1000万円オーバーしましたが、40年ローンにして、安心していますよ。