基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
9599:
tk
[2022-04-30 13:22:24]
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●tk宅の湿度制御
冬季の床下散水
冬のエアコン暖房で最も問題なのが室内の乾燥である
40坪の全館を湿度50~60%に維持するには、
15リットル/日くらいの加湿が必要になる
tk宅では、当初は加湿器を使っていたが、
給水が面倒だったので加湿器はやめて、
床下の基礎底盤に1日に1回、散水している
経 過
築後1年間は、電熱式加湿器4台使った
4台の給水に追われた
築2年後に、床下撒水を思いつき、
試したらうまく行った
1日に1回、バケツで床下に水を流すだけだから、
加湿器より圧倒的に楽ちんだ
築後10数年間はバケツで床下に水を撒いていたが、
これも面倒になったので、
トイレのフラッシュタンクと同じ仕組みの合板製タンクを自作した
水を流すときはロープを引くだけで済む
1階の散水で1日当り湿度が3%アップする
外気の温湿度条件で室内湿度が変化するから、
毎朝、湿度計を見て散水回数を決めた
沢山水をまくと床下の水たまりの面積が大きくなり加湿量が増える
外気温湿度の傾向が変わらなければ、
この面積を維持するように散水すれば、室内湿度は安定する
床下の水たまりの外周に黒カビが発生したため、
スーパーで売っている過炭酸ソーダをときどきタンクに入れて撒いている。
これで黒カビの増殖は止まった
過炭酸ソーダは酸素しか発生しないから人体に対する毒性はない
夏季
夏季は1階室温制御するだけで、湿度は60%くらいで平衡している
床下を24°Cまで冷やすと結露水がかなり出て床下絶対湿度が下がる
この絶対湿度は床下温度が変わらなければ安定している
この空気が1階床の通気口から1階に登ると28°Cまで加温され、
相対湿度が下がる
これが湿度60%付近で安定している理由だ
この床下温度制御方式は、
室内エアコンや半床下エアコンに比べて湿度がよく下がる
湿度が60%なら室温28°Cでも蒸し暑くない
(続く)