基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
3832:
tk
[2017-02-23 08:53:39]
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●再熱除湿冷房の考え方
やり方の説明では理解が難しいことに気が付きました。
相対湿度と絶対湿度の関係を”腑に落ちるまで分かる”人は少ないでしょう。
tkも床下冷房のテストを始めたころは、理解不足でした。
試行錯誤を繰り返す中で、ようやく感覚的に理解できるようになりました。
原理
・床下空間と1階空間を分離する(別々の室温にする)
・床下で充分に冷却・除湿された空気を1階に少量ずつ供給する
床下への空気の供給量を少なくする(60m3/h前後)ことがポイントです。
・この空気で1階空気を冷却すると同時に乾燥させる
冷えた床下空気の水分量が少ないから、これを1階空気と混合すると湿度を下げられる。
・これとは別に、1階床面全体が冷えるから面冷房効果がある。
エアコンの再熱除湿モードは、1台のエアコン内の前段で吸込み空気を冷却・結露させて除湿した後、
後段で暖房し、冷えた空気温度を再加熱しています。
再熱除湿冷房は、再熱除湿モードを冷房モードを利用して強化する方法です。
床下と1階の空気環境を利用して同じことを実現させています。
床下で冷却・結露させて、その冷えた空気を高温の1階空気で再加熱します。
再加熱を1階空気で行なうから省エネになります。
”床上吸込み”の床下エアコンでは、この方法は実現できません。
普通の居室の冷房と同じになり、床下と1階の両方が湿度の高い冷えた空気になります。
湿度が高いため、室温を低めにしないと暑苦しさを解消できません。