基礎断熱にしようと思ってるんだけど、湿気対策も兼ねて床下にエアコン設置して冬場の暖房にも使おうと思うがメリット・デメリットを教えてくれ。
[スレッドタイトルを更新しました 2017/12/06 管理担当]
[スレ作成日時]2011-01-13 17:41:50
床下エアコンのメリット・デメリットを教えてください
3417:
tk
[2017-02-09 20:08:41]
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tkが目標とするのは、床下から給気し、2階まで室内空気がジワーと上昇して2階壁の換気口から屋外に排出するパッシブ(無動力)換気です。
外気より温かい室内空気は密度が軽いため、自然に上昇して屋外に排気されます。
パッシブ換気の問題点は、室内外の気圧差や温度差の変化で外気の吸込量が変化することです。
また、換気方法とは関係なく、室内空気が対流すると住み心地が悪くなります。
これらの欠点を解消するためにいろいろな試行を行い、下記の運転方法になりました。
1.外気の床下供給
パッシブ換気では流れすぎる空気を制限するため、シロッコファンを設置。
このファンは空気を押し込むためではないから室内は負圧。
2.床下エアコンで外気の調質
吸い込んだ外気の温湿度を調整する。
・冬は床下散水で加湿
・梅雨時はエアコンを除湿モードで運転、1階温度が寒いときは1階エアコンを暖房運転
・夏は冷房モードで温度を下げて結露水の量を最大限に増やし、1階外気と混合して冷却・除湿
3.床下循環ファン
床下空気を撹拌して温度ムラを減らす。
この効果で床下に綿ホコリが貯まらないため、入居以来12年間、床下掃除をしていない。
4,1階床通気口
オープンな間取りであれば、床の4隅にΦ100の通気口をあける。
間仕切りがあれば、部屋ごとに通気口をあける。
5,2階の室外への排気口
各部屋、トイレに1個ずつ
換気量
居住者1人あたり30m3/hを目安にする
40坪のtk宅の法定換気量は約200m3/hであるが、60m3/hにしている。
確認申請時には、2階排気口から吸い込んで、キッチン・フードの常時換気モードでクリヤー。
あるもので間に合わせて特別なコストは掛けていない。
対流防止
1階と2階にエアコンを追加。
1階と2階のエアコンを同一温度に設定し、人が感じる対流をなくした。
2階にエアコンがないときは、室温は1階より1.5°C下がり、階段から冷気が降りた。