先日あるモデルハウスに行きました。
室内の壁に海外製の漆喰がつかってありました。
室内の空気をきれいにするという説明でしたが
漆喰壁の長所、欠点、そしてお手入れなど難しいのでしょうか。
[スレ作成日時]2007-06-17 18:33:00
漆喰壁の長所、欠点
42:
入居予定さん
[2012-11-01 13:20:39]
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漆喰は、土、珪藻土に比べると湿気は吸いません。加えて、漆喰は厚さ1mm以下でぬられるためその絶対量はとても少ないくなります。漆喰は土壁の仕上げとして使われる事が多かったので、その下地の土壁がとても多く湿気を吸うので、漆喰は湿気を吸うと誤解されております。単純にプラスターボードの上に漆喰だけ塗った壁とシナベニア5.5mmを使った壁では、シナベニアの壁の方が湿気を吸います。ガラスや鉄、樹脂に比べ湿気を吸うことは正しいですが、漆喰単体より木壁の方がたくさん湿気を吸います。
漆喰がすばらしい所はその「強アルカリ性」にあります。日本の気候では木や土壁を始め殆どの天然素材が梅雨時にカビが生えます。しかし漆喰はの強アルカリの特性上、カビが生えません。だからあの白壁が数十年間も持続するのです。一方土や木壁、畳は必ずカビが生えます。だから拭いたり掃除したりのメンテナンスが必要となります。もし土や木壁、畳でカビが生えなかったらそれは防かび剤が入っているだけです。このように情報は正しく受け取る力が必要です。